今月、故郷のブロンクスで火災事故が発生。カーディ・B(29)が犠牲者の葬儀費用を負担するつもりであることを明かした。
日本でも大きく報じられた、ニューヨーク州ブロンクスのマンション火災。ブロンクスで育ったラッパーのカーディ・B(29)が、犠牲者の葬儀費用を負担することを発表した。
火災は2022年1月9日(現地時間)、ニューヨーク州ブロンクスにある19階建てのマンションで発生。
少なくとも17人が死亡し、63人が負傷するなど、1990年以降ニューヨークで最も死者が多い火災となったという。
ブロンクスで育ったカーディ・Bは、「犠牲者の家族が経験する苦痛や苦悩は計り知れません。愛する人の葬儀費用を心配する必要がなくなることが、彼らが前に進み、心を癒すのに役立つことを願っています」とコメント。犠牲者の葬儀費用を自らが負担することを申し出た。
カーディ・Bはインタビューでも「ブロンクス出身であることを非常に誇りに思う。今もブロンクスに住み、働いている家族や友人がたくさんいる」と故郷への愛着を語っており、ブロンクスで起きた事故に心を痛めているよう。
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ちなみにカーディ・Bは以前、新型コロナウイルスの影響で生活が困窮する人々に合計約1億円を寄付し話題を呼んだことも。
また、同じくブロンクス出身のラッパーのファット・ジョー(51)も今回の火災による被災者救済のための基金を立ち上げ、ジェイ・Z(52)やDJ キャレド(46)なども寄付をしたという。セレブの行動をきっかけに、支援の輪がさらに広がることを願うばかり。
Text:Saki Wakamiya