スペイン国王フェリペ6世(53)の姉クリスティーナ王女(56)が、夫で元五輪選手のイニャキ・ウルダンガリン(54)と破局していたことが発覚。ふたりは現地メディアを通じて共同声明を発表した。
スペイン王室のクリスティーナ王女(56)と夫イニャキ・ウルダンガリン(54)が、2022年1月24日(現地時間)、スペイン通信に共同声明で「双方の合意により、婚姻関係の中断を決定した」と発表。
理由は明らかにされていないものの、現地メディアがイニャキと同僚の女性が南仏で手をつないで歩いているところをキャッチし、不倫疑惑が報じられていたことが関係しているよう。
クリスティーナ王女はスペイン国王フェリペ6世(53)の姉で、ハンドボールの元五輪選手であるイニャキと1997年に結婚。
共同声明では、「(破局後も)私たちの子どもたちへの約束は変わりません」と、4人の子どもたちについても触れられていた。
イニャキは2018年、王室の公金を横領した汚職事件で起訴されており、最高裁から6年3カ月の懲役刑を言い渡された過去が。事件に加担したとして起訴されたクリスティーナ女王は無罪になったものの、国民の王室への信頼が失墜する大スキャンダルとして報じられた。
ちなみにイニャキは2021年6月に出所し、現在はバスク地方の会計事務所で働いている。
そのほかにもスペインの前国王であり、在位中の収賄疑惑で渦中にいたフアン・カルロス1世(84)が2020年8月に国外亡命、クリスティーナ王女と姉のエレナ王女(58)が国民を差し置いて中東でワクチン接種を受けていたことが2021年3月に発覚している。
もはや名誉挽回が難しいほどスキャンダル続きのスペイン王室。フェリペ6世と妻のレティシア妃(49)も頭を悩ませているはず。