ミシェル・ウィリアムズ、元婚約者ヒース・レジャーの死を題材にした映画を降板

元婚約者の俳優ヒース・レジャー(享年28)の死が題材となった映画『ブラッド』に出演予定だったミシェル・ウィリアムズ(41)。しかしこの度降板することが明らかとなった。

俳優ヒース・レジャー(享年28)の死が題材となった映画『ブラッド』に出演を予定していた、元婚約者のミシェル・ウィリアムズ(41)。監督のインタビューで、降板を決断したことが明らかになった。 

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監督を務めるブラッドリー・ラスト・グレイ(51)は雑誌『エンターテインメント・ウィークリー』のインタビューで、ミシェルの降板は本人の判断だったと告白。

「撮影の準備が整ったとき、ミシェルはいまだヒースの死が身近過ぎると感じた。彼女は、丁寧にその理由を語ってくれたよ」と明かしたブラッドリー。ブラッドリー自身もヒースの友人であったことから、「親しい人が亡くなると、人は重みを感じる。僕たちはその重みを共有し、今も感じているんだ」と言い、ミシェルの心情に同調した。

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同映画でミシェルが演じる予定だった役は、夫の死後に日本へと向かうクロエという名の女性。その旅の途中で昔の友人と再会し、再び恋に落ちるという役どころで、ミシェルの代役としてスイス出身のカーラ・ジュリ(37)が決定したそう。

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ミシェルとヒースは、夫婦役を演じた映画『ブロークバック・マウンテン』(2005年)での共演がきかっけで交際をスタート。200510月には長女のマチルダ(16)が誕生し、婚約するも、2007年に破局を発表。その5カ月後、当時28歳だったヒースは薬物の過剰摂取で他界した。

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ミシェルはヒースとの死別後、俳優のジェイソン・シーゲル(42)や映画監督のスパイク・ジョーンズ(52)と交際し、2018年にはミュージシャンであるフィル・エヴァーラム(43)と極秘結婚するも9カ月で破局。2020年に映画監督のトーマス・カイル(44)と再婚し、同年、彼との間に子どもが誕生した。 

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恋多き女性として知られるミシェルだが、長女の父親でもあるヒースは特別な存在であり続けるよう。「私はマチルダにいつも言ってるの。“あなたのパパは、まだ私が才能があるかとか、きれいとか、お洒落とか思われていない時から愛してくれたのよ”って」とかつてインタビューで語ったことも。

ハリウッドを代表する名優として活躍していたヒースの生涯は、どのように描かれているのか。『ブラッド』の公開を楽しみに待ちたい。

text:Mariko Peeling

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映画の降板が明らかとなったミシェル。
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28歳の若さで亡くなったヒース。
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映画で共演し、婚約していた2人。
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ミシェルは2020年にトーマスと挙式したとの報道が。
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子供の頃からヒースにそっくりと話題の長女マチルダ。
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