メインキャストであるサマンサ役のキム・キャトラル(65)が不参加のまま放映が始まった『SATC』の新シリーズ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』。いまだサマンサの出演を望む声が多い中、そんなファンの期待を膨らませるシーンが登場! このことにつき監督や主演のサラ・ジェシカ・パーカー(56)もコメントを次々と発表している。
本国アメリカでは最終回を迎えた、『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』の続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』。早くもシーズン2を期待する声があがるなか、シーズン1で不参加だったサマンサ役キム・キャトラル(65)の再合流が囁かれている。
そんな噂が浮上したきっかけは、シーズン1最終話のワンシーン。サラ・ジェシカ・パーカー(56)演じるキャリーがロンドンに引っ越した設定のサマンサと連絡を取り合っており、メッセージを映し出した画面には、キャリーの「会おう」という誘いにサマンサが「明日の夜はどう?」と同意しているのだ!
最終話の放送後、ネットには「次のシーズンでサマンサが復帰しそう!」と期待する声が続出。
とはいえ、期待を膨らませるのはまだ早そう。というのも最終話の放送前に、製作総指揮であり、監督・脚本も務めるマイケル・パトリック・キング(67)が雑誌『バラエティ』のインタビューに応答。
「(サマンサを演じる)キム・キャトラルが『AND JUST LIKE THAT...』に参加することは想定されていない。彼女自身がそう言っているから。フィクションの中で、想像するだけならできるけどね。現実的にキムが復帰する見込みはない」とキッパリ宣言していた。
『SATC』の放送時から確執が噂されていたサラ・ジェシカも、同雑誌のインタビューでキムのカムバックについて言及。「もし奇跡が起きて、キムが戻ると言ったら受け入れる?」という質問に対し、「受け入れないと思う。彼女は、これまで自分側の意見のみをメディアに語ってきた。そして、多くを語りすぎた」とコメントしている。
対するキムはこれまで、メディアやSNSで何度もサラ・ジェシカを名指で批判。2018年にキムの弟が亡くなった際は、追悼のツイートをしたサラ・ジェシカを「偽善者」呼ばわりしたことも。
そんな苦い思い出があるからこそ、サラ・ジェシカがキムのカムバックを望まないのも無理はない? シーズン2製作の可能性も含めて、今後ますます注目が集まりそうだ。
text : Mariko Peeling