カニエ・ウェスト(44)が、公演中にトラブルに見舞われたファンを助けたビリー・アイリッシュ(20)に対し、謝罪を要求。一体なぜ!?
イェことカニエ・ウェスト(44)が、自身のSNSでビリー・アイリッシュ(20)に謝罪を要求。謝罪がなければ4月のコーチェラ・フェスティバルへの出演を見送ると宣言し、大きな注目を集めている。
事の発端は、ビリーが2022年2月5日(現地時間)に米アトランタで行った公演。彼女はオーディエンスの女性が呼吸困難に陥っていることに気づき、パフォーマンスを中断。その女性に「吸入器が必要?」と語りかけ、観客に「私はみんなが元気になるのを待ってから続ける」と宣言したことが大々的に取り上げられた。
すると一部のメディアは、このニュースとともに、昨年11月にトラヴィス・スコット(30)が開催し、観客が殺到して死亡者が出た公演を比較。ヒップホップ情報を発信するSNSアカウント「RAPSEATV」は、ビリーが観客にトラブルが起きても対応しなかったトラヴィスをディスったと見出しをつけて発信した。
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根拠のない報道ながら、トラヴィスの友人であるカニエは、これを鵜呑みに! SNSに「RAPSEATV」による報道のスクリーンショットを投稿し、「なあ、ビリー。僕らは君を愛している。だから、トラヴィスと亡くなった人々の家族に謝罪をしてくれ。誰もあんなことを起こすつもりはなかったし、トラヴィスはステージにいるとき何が起きているか全く知らなかった。そしてこの事件に、とても傷ついているんだ」とコメントした。
さらに、「トラヴィスはコーチェラ(・フェスティバル)に僕と出演する。僕がパフォーマンスするには、まずビリーに謝罪してもらう必要がある」と抗議!
毎年恒例の音楽イベント、コーチェラ・フェスティバルは、今年4月に米カリフォルニアで開催予定。トラヴィスはヘッドライナーとして出演予定だったが、公演の事故が起きたためフェス側がキャンセル。しかし後に、ビリーとカニエのヘッドライナーとして出演することが決まった。
ちなみにビリーは、謝罪を要求したカニエのSNSに「私は、トラヴィスについては何も言っていない。ただファンを助けただけ」とすぐさまコメントし報道を否定。しかし今のところ、カニエはビリーのコメントに反応していない。
果たして4月までにカニエの誤解が解け、無事に共演を果たすことができるか。今後の進展から目が離せない。