大の愛犬家で、ペットのコーギー犬をこよなく愛するイギリスのエリザベス女王(95)が、ドギーグッズをリリース予定と報じられた。海岸をお散歩している気分になれる犬用のフレグランスを発売するという。
大の愛犬家として知られるイギリスのエリザベス女王(95)。なんと犬用のフレグランスをリリースすると、英タブロイド紙『The Sun』が報じた。
『The Sun』によるとエリザベス女王は、犬用のフレグランス「Happy Hounds Dog Cologne」をプロデュース。
フレグランスのテーマは「海岸の散歩道の香り」で、濃厚なムスクの香りに柑橘系のベルガモットをプラスしたもの。ノーフォーク州にあるエリザベス女王の別邸、サンドリンガム宮殿のギフトショップで、9.99ポンド(約1,500円)で販売される予定だそう。
エリザベス女王がドギーグッズを発売するのはこれが初めてではなく、サンドリンガム宮殿のギフトショップでは、“愛犬家への贈り物”としてギフトボックスを販売している。犬用おもちゃに犬用シャンプー、サンドリンガム農園の鹿肉を使った犬用おやつが入っており、エリザベス女王の“ワンちゃん愛”を感じさせるセットだ。
エリザベス女王は若かりし頃からコーギーとドーギー(コーギーとダックスフンドとの交配種)をこよなく愛し、これまでペットとして迎えた犬の数はなんと30頭以上!
女王の公邸であるバッキンガム宮殿はもちろん、休暇を過ごすウィンザー城などの滞在先でも愛犬と一緒に過ごしているそう。フィリップ王配(享年99)との新婚旅行にも、コーギーたちがお供をしていたというから驚き。
ブリーダーでもあるエリザベス女王は、多いときは13頭もの犬を同時に飼っていたというが、「愛犬たちを残して逝けない」という理由から、一度は新たに犬を迎えることをやめる決意をしたことも。それでも最近、女王に心境の変化があったのか、2021年3月にコーギーの子犬を2頭お迎えしたという。
一方でイギリス王室は相変わらず問題が山積。孫のヘンリー王子(37)がイギリス王室の暴露本を年内に出版予定、さらに性的暴行の疑いがかかっていた次男のアンドルー王子(61)は、被害女性に1,200万ポンド(約18億円)の和解金を支払うことが決定したばかり。
頭の痛い問題ばかりの女王にとって、愛犬たちの存在は大きな癒やしになっているよう。かつて「子どもより犬のほうが可愛い」と冗談を言ったこともある女王だが、あながちジョークではないのかも!?
text:Saki Wakamiya