スタッフへの叱咤や整形疑惑がニュースとなっていたトム・クルーズ（59）。最初のマネージャーを務めた女性が、そんな彼の性格を裏付けるわかかりし頃のエピソードを激白！
ここのところ、スタッフに激怒したというニュースや整形疑惑で世界を騒がせていた俳優のトム・クルーズ（59）。そんな彼の若かりし頃を知る人物が、当時のマル秘エピソードを明かした。
その人物とは、トムが18歳で無名俳優だった時代にパーソナルマネージャーを務めていたアイリーン・バーリン（82）。彼女が『DailyMail』に語ったところによれば、トムは輝く才能を放っていたと同時に、自惚れ屋で手がかかる青年であったという。
その例としてアイリーンは、トムが宣材写真を撮影した際のエピソードを挙げた。
ジャケットとシャツを着て撮影を行なった後、下着姿の撮影に突入。「家には鏡張りの壁があって、下着のみになった彼はその前で、拳を固めたり、二の腕を曲げたりして、鏡の中の自分に酔いしれていた」と明かした。
さらに「私は恥ずかしかったけど、彼は自分の身体を見せるのを楽しんでいた。彼は見た目にプライドを持っていて、完璧であることにこだわっていた。170cmの身長を気にして、もう少し背が高く見える靴を履きたいとも言っていた」と自身の見た目に強いこだわりがあったことも激白。
そんなこだわりにより、トムはさまざまな衣装に着替え、ありとあらゆるポージングに挑戦。撮影は１日がかりになったという。
また、トムのブレイクのきっかけとなった映画『卒業白書』（1983年）の出演時には、約860万円のギャラのほか、トムの名前を一番初めに出すことや、撮影期間は10週間など、11の項目を要求したとも明らかに。
これについてアイリーンは「彼は絶対にスターになると決心していた。野心家であるがゆえに、完璧を求めていたの。それは私がマネージメントをしていた時もそうだし、今もそうだと思う」と、現在も見た目や仕事に対して完璧を求めているということを示唆。
2020年12月、『ミッション・インポッシブル』シリーズの第７弾を撮影中に新型コロナウイルスの感染予防対策を守っていなかったスタッフを叱咤したことが大々的に報じられたトム。また2021年には、パンパンにむくんだ顔で野球観戦をする様子がキャッチされ整形疑惑が浮上していた。
10代の決意を貫き、見事ハリウッドを代表する大スターの座へ上り詰めたトム。40年近くハリウッドの第一線を走り続けられるのも、人一倍のこだわりを持っているからこそ!?
text : Mariko Peeling
