2021年、40年ぶりに再結成し、再び人気を集めているABBA(アバ)。楽曲も手掛けているメンバーの一人、ビョルン・ウルヴァース(76)が離婚を発表した。ポストナップ(婚後契約書)により、財産は平等に半々に分けられるという。気になるその金額は?
昨年、40年ぶりに新アルバムをリリースしたABBA(アバ)のビョルン・ウルヴァース(76)が、41年間連れ添った妻のレナ・カッレルジョ(73)との離婚を発表。共同で声明を発表した。
「素晴らしく、波乱万丈だった長い年月が過ぎ、私たちは離別することを決めました。今後も友人としての関係は継続し、孫の誕生日や家族の祝い事は一緒に祝福します」と綴り、友好関係は続くことを明かした。
2人は2013年にポストナップ(婚後契約書)にサインをしており、財産分与は半々に分かち合う予定。メディアが報じるところによれば、最低でも約24億円はあるという共同口座、約68億円の価値があるストックホルムの自宅、約15億円の別荘、7台の高級車、絵画、ボートなど、全ての資産を合計すると約154億円に及ぶとか!
ただしビョルン個人のビジネスや財産権はポストナップに含まれていないため、「彼の個人資産は無傷なので、平等に分け合うことはビョルンにとって悪くない契約」と関係者は語っている。
ABBAのメンバーの一員というだけでなく、ベニー・アンデション(75)とともに作詞、作曲も手掛けているビョルンは、同じくABBAのメンバーであるアンニ=フリッド・リングスタッド(76)と1971年に結婚。娘と息子の2人の子どもをもうけたが、ABBAの人気が上がるにつれ次第に夫婦仲が破綻し、1979年に離婚した。
ビョルンはその後すぐ、ABBAのメンバー、ベニーとアンニ=フリッドが開催したパーティでレナと出会い、交際を開始。1981年に結婚し、2人の娘も誕生した。
2020年の英紙『ガーディアン』のインタビューでは、記者に“どのくらいの頻度でセックスしているか”と問われ、「僕は75歳だから、週4回以上はできないかな」と回答。仲の良さが話題になってから2年弱の離婚報道に驚いたファンも多いという。
現時点では離婚の理由は明らかにしていないが、40年ぶりの復活を遂げたABBAの活動は関係しているのか? ちなみにABBAは、今年コンサートが開催予定。デジタルアバターを活用するという新感覚のパフォーマンスが楽しみだ。
text : Mariko Peeling