第28回SAG賞(全米映画俳優組合賞)でNetflixオリジナルドラマ『イカゲーム』が3冠達成! ほか、最高賞のアンサンブル賞や、話題をさらったコメンテーターを振り返る。
2022年2月27日(現地時間)に開催された第28回SAG賞(全米映画俳優組合賞)で、Netflixオリジナルドラマ『イカゲーム』が3冠を受賞! 惜しくも最高賞となるアンサンブル賞は逃したが、主演男優賞(ドラマ部門)、主演女優賞(ドラマ部門)、優れたアクション作品に贈られるスタント・アンサンブル賞(テレビコメディ部門/ドラマ部門)を獲得した。
3冠のうち、主演女優賞(ドラマ部門)に輝いたチョン・ホヨン(27)は、「ありがとうございます。ここにいる多くの皆さんをテレビやスクリーンで見ながら、女優になりたいと夢見てきました。今この場所にわたしがいられることを本当に光栄に思います」と涙ながらにスピーチ。また、共演者たちに向かって「愛してる!」と叫んだ。
主演男優賞(ドラマ部門)に選ばれたイ・ジョンジェ(49)は、「とても大きな出来事が起きた」と驚きを隠せない表情を浮かべ、「皆さんの『イカゲーム』への愛にとても感謝しています」と述べた。
前回のSAG賞授賞式でキャスト賞、アカデミー賞授賞式で最高賞の作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』に続き、韓国作品で史上初となる主演男優賞と主演女優賞受賞の獲得という歴史的快挙を成し遂げた。
そして今年アンサンブル賞を勝ち取ったのは、耳の聞こえない家族と、唯一の健聴者である少女の夢を描いた『コーダ あいのうた』。今年のアカデミー賞では3部門にノミネートされており、今後さらに注目が集まりそうだ。
賞の行方の他にも、話題がてんこ盛りだったこの日。その一つが、コメンテーターとして登場したミラ・ソルヴィノ(54)とリサ・クドロー(58)の衣装。鮮やかなブルーとピンクのスーツ姿で共演作、映画『ロミーとミッシェルの場合』(1997年)の衣装をオマージュし、会場を沸かせた。
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思わぬ形で話題を集めたコメンテーターは、セレーナ・ゴメス(29)。オスカー デ ラ レンタのブラックドレスで輝きを放った彼女だが、なんと裸足でステージへ!
会場入りの際にハイヒールでつまずいてしまうアクシデントに見舞われたセレーナは、その場にいたスタッフに助けられて怪我は免れたものの、その後ハイヒールを脱いで参加。視聴者からは、「セレーナらしい」「どんな姿も素敵!」などの声が寄せられた。
Photo:REX/アフロ
次なる大目玉は、3月28日(現地時間)に開催予定の第94回アカデミー賞授賞式。果たして今年はどんなドラマが生まれるのか。賞の行方や受賞コメント、コメンテーターの演出に期待が高まる!