先日始まったばかりのパリ・ファッションウィークで開催されたオフ-ホワイト(Off-White)のファッションショーに元スーパーモデルたちが集結した。
2022年2月28日(現地時間)から始まったパリ・ファッションウィークにて、オフ-ホワイト(Off-White)のファッションショーが開催。
昨年11月に急逝した同ブランドの創設者でデザイナーのヴァージル・アブロー(享年41)を追悼するべく、多くの人気モデルが集結した。
その顔ぶれは、ジジ・ハディッド(26)、ベラ・ハディッド(25)、ケンダル・ジェンナー(26)、カイア・ガーバー(20)、カーリー・クロス(29)といったトップモデルから、トップアスリートのセリーナ・ウィリアムズ(40)まで、とびきり豪華。
さらに大きな注目を集めたのは、ナオミ・キャンベル(51)、シンディ・クロフォード(56)、ヘレナ・クリステンセン(53)、アンバー・ヴァレッタ(48)という、元スーパーモデルたちの共演。
ナオミ、シンディ、ヘレナと言えば、数々のブランドのミューズを務めてきた1990年代を代表する元祖スーパーモデル。アンバーも“ツイッギーの再来”と呼ばれて人気を博し、ファッション誌の表紙を100回以上務めた。
そんな4人は、それぞれヴァージルが生前に手がけたコレクションを着て登場。ナオミは大ぶりのジュエリーが印象的なスタイル、シンディとヘレナはボリューミィなチュチュのドレス、そしてアンバーはスリットが大胆に広がったドレスをまとい、圧巻のウォーキングで存在感を発揮した。
ちなみにナオミ、シンディ、ヘレナの3人は、2017年のミラノファッションウィークで行われたヴェルサーチェのショーでも集結。1997年にこの世を去ったジャンニ・ヴェルサーチェを讃えるべく、カーラ・ブルーニ(54)、クラウディア・シファー(51)と共にゴールドのドレスをまとって登場し、観客全員からスタンディングオベーションが送られたそう。
元祖スーパーモデルたちの久しぶりの共演に加え、今をときめく人気モデルたちの豪華な顔ぶれが揃った今回のショーに、観客もメディアも大興奮。全盛期から約30年が経った今も変わらぬ輝きを放つベテランモデルたちの活躍から、目が離せない!
text : Mariko Peeling