ジュード・ロウ(49)の息子ラファティ・ロウ(25)が、所属していたバンドを脱退しソロデビューの準備をしていることが分かった。
ジュード・ロウ(49)の息子ラファティ・ロウ(25)が、所属していたバンドを脱退しソロアーティストとしてデビューの準備をしていることが分かった。
英タブロイド紙『The Sun』によると、ラファティが所属していたバンドOuter Stella Overdriveがラファティの脱退を発表。今後はラファティ抜きで活動を続けていくことになったという。
関係者は『The Sun』の取材に「ラファティはすでにソロアーティストとしてのデビューに向けて準備を進めており、今後数週間のうちにデビュー曲をリリースする予定だ」と明かし、「彼はソロ活動に集中したいようだ」と続けた。
ジュードとサディ・フロスト(56)の間に生まれた2世セレブのラファティは、2014年にモデルとしてデビュー。2018年にOuter Stella Overdriveのギタリストとしてバンド活動をスタートした。2020年に発表された楽曲『Bad Times』は母サディがミュージックビデオの監督を務めるなど、両親からの協力を受けたこともあったが、残念ながらバンドは大ブレイクに至らなかった。
海外メディアは一連のニュースを「バンドを辞め、俳優としてもインパクトを残せなかったラファティが、今度はポップスターを目指す」と皮肉めいたタイトルで報道。記事の中には「バンドからの脱退は、俳優業のつまづきに続くもの。ラファティは成功した両親のようにはいかないだろう」という辛辣な一文もあった。
ラファティの俳優としての第1作目は、2021年に公開された主演映画『スティーラーズ』。マイケル・ケイン(88)やレナ・ヘディ(48)という豪華キャストが脇を固め、華々しい俳優デビューを飾ったものの、批評家からは酷評を受け、米映画評論サイト『Rotten Tomatoes』での平均点は10点満点中3.8点(公開から半年時点)と残念な結果に。
過去に、2世セレブとして世間の注目を浴び続けることへの苦悩を明かしたこともあるラファティ。2021年に受けた雑誌のインタビューでは「家族のことや自分の外見について、たくさんの罵声を浴びることがある。幸い僕は面の皮が厚いから受け止められるけど、僕の周りの人がソーシャルメディアの食い物にされ、誹謗中傷を受けるのを見てきた」とSNSでの批判に対して苦言を呈した。
ソロデビューの準備を進めるラファティは先日、スティーヴン・スピルバーグ(75)とトム・ハンクス(65)のタッグがプロデュースを務め、第二次世界大戦を描いたドラマ『Masters of the Air(原題)』の撮影を終えたばかり。俳優、そしてソロアーティストとして活動していくラファティの今後の活躍に期待したい。