2014年公開のミュージカル映画『アニー』を最後に俳優を引退したキャメロン・ディアス(49)。「見た目のことは気にしなくなった」と、外見にとらわれていた過去から解放された現在の心境を明かす!
結婚を機に俳優業を引退し、約8年になるキャメロン・ディアス(49)。「見た目のことをほとんど気にしなくなった」と明かし、「顔も洗わない」というエピソードでファンを驚かせた。
キャメロンは2022年3月8日(現地時間)、BBCのポッドキャスト番組『Rule Breakers』にゲスト出演。ラジオDJ、ミシェル・ヴィサージュ(53)のインタビューに応じた。
「女性たちが社会的にそうされてきたように、私も女性の商品化や搾取の被害者だった」と告白したキャメロン。「私自身、ある時期にはそれらすべてを受け入れていた」「自分自身を見て、他の美の指標と比べないようにするのは難しいことだった」と打ち明けた。
しかしベンジー・マッデン(43)との結婚を機に俳優業を引退した現在は、外見を気にすることはほとんどなくなったと言い、美容については「文字通り、何もしていないの。顔も洗わないくらいよ」と明るく答えた。
自宅にはコスメが「10億個くらいある」にもかかわらず、それらは棚の上でホコリをかぶっているのだとか。使う機会は、「月に2回くらいはある。これを使うといいのね、って思うけど、でも効果はそのときだけでしょう? それしかすることがないの?と思うの」「私は今、(美容に)エネルギーを注ぐようなステージにはいないのよ」と語った。
2019年に長女のラディックス・マッデン(2)が誕生してからは、娘との時間を何よりも大切にしているというキャメロン。映画出演のオファーも断っているそうで、「特に私たちの社会は(外見に)価値を付けて、それが重要だと考えるような、罠のような世界。(俳優業に復帰するということは)そこに戻るだけなの」と胸の内を明かした。
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50歳を目前とした現在、優先事項は娘のために「強くあること」だという。家事や育児の傍ら、自身が手掛けるワインブランドAvaline(アヴァリン)の事業も精力的に行っているそう。表舞台から姿を消しても、人生をパワフルに楽しむキャメロンの姿に共感する人が多数。今後はどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。
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Text:Saki Wakamiya