インタビューで「女性は働くものよ」「さっさと働きなさい!」などと発言し、炎上したキム・カーダシアン(41)。アカデミー賞授賞式のワンシーンでもネタに使われていた。
お騒がせセレブとして有名なだけでなく、補正下着ブランドのSKIMSをはじめとしたブランドを立ち上げ、実業家としても活躍するキム・カーダシアン(41)。2022年4月14日から新たなリアリティ番組『ザ・カーダシアンズ』が日本ではDisney+のSTARで配信されることもあり、キャリアもますます絶好調。
そんなキムが米誌『バラエティ』のインタビューに登場。そこで、「実業家として女性たちにアドバイスがあるわ」と前置きし、「女性は働くものよ」「さっさと働きなさい!」「最近の女性たちはなぜ働きたくないのかしら?」などの発言が「女性を侮辱している」と炎上し、反感を買った。
キムの発言は、3月27日(現地時間)に開催された第94回アカデミー賞授賞式でも取り上げられる事態に。助演女優賞を逃したジュディ・デンチ(87)に対して、司会者のレジーナ・ホール(51)は「ジュディ・デンチに活を入れるわ!」「これはキム・カーダシアンの名言よ。しっかり働きなさい!」と発言。はじめは理解できていないジュディだったが、まわりから説明を受け、ジョークだと聞いて爆笑。
公の場で、しかも名指しでジョークにされたキムが取った行動は、テレビで謝罪することだった。「ABCニュース」の独占インタビューに出演したキムは、「あの発言は文脈のないサウンドバイト(一部のみを抜粋すること)によるもの。切り取ったもの」と釈明。
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さらに、「私が女性たちに伝えたかったアドバイスは、ソーシャルメディアで存在感をアピールし、リアリティ番組に出演したとしても、一夜にして成功できるとは限らない。そこに辿り着くためには必至に働かなくてはならない。でもそれは一生懸命に努力をすればできる、ということ」と釈明。続けて、「報道された文章は切り取られたものだけれど、私の発言で侮辱されたと感じたなら、それは申し訳なかった」と謝罪した。
はたしてキムの本当の思いは視聴者に伝わったのだろうか?