「女性を殴ったことは1度もない」。ジョニー・デップ、証言台に立ちDV疑惑を完全否定

ジョニー・デップ(58)とアンバー・ハード(35)の裁判が始まり、証言台でジョニーが語った内容に注目が集まっている。DV疑惑については「何の真実にも基づいていない」と、改めて完全否定した。

ジョニー・デップ(58)が元妻のアンバー・ハード(35)を名誉毀損で訴えた裁判が始まり、2022年4月9日(現地時間)にジョニーが証言台に立った。「私自身は決して彼女(アンバー)を殴るまでに至らなかったし、私の人生で女性を殴ったこともない」ときっぱりと断言! 改めてDV疑惑を否定した。

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裁判が行われたのは、米バージニア州フェアファックスの裁判所。ジョニーは長い髪をひとつにまとめ、黒のスーツにサングラス姿で裁判所に現われた。

アンバーは、ジョニーと離婚した翌年の2018年に米紙『ワシントン・ポスト』に寄稿し、ジョニーから虐待を受けたことを告発。名指しこそしなかったものの、ジョニーと特定できるように書いているとして、ジョニーはアンバーを名誉毀損で訴え、5,000万ドル(約63億円)の損害賠償を請求している。

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証人尋問で、アンバーについて言及したジョニー。告発は「凶悪」で「何の真実にも基づいていない」とDV疑惑を完全否定。「自分のためだけでなく、当時14歳と16歳だった私の子どもたちのためにも立ち上がる責任があると思った」と、訴訟に踏み切ったのは娘のリリー・ローズ(22)と息子のジャック(20)のためでもあったことを明かした。

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さらに、告発により『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを降板させられたジョニーは、自身の陥った状況を、容姿が原因で世間から敬遠される『ノートルダムの鐘』の登場人物カジモドに例えた。

「ある日シンデレラになったかと思うと、0.6秒後にはカジモドになるというのは、かなり奇妙なことだった。私はそのように扱われる覚えはないし、子どもたちも、長年私を信じてくれた人たちもそうだ。その人たちに、私が悪いことをしたとか、嘘をついたとか、詐欺師だとか思われたくなかった。私は自分が正直者だと自負している」と訴えた。

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アンバーは今月初め、インスタグラムにコメントを発表。「私は彼を名指ししたことはなく、むしろ女性が権力ある男性に対して発言することで支払う代償について書いた」「私はその代償を払い続けているけれど、この事件が解決したら私は前に進むことができるし、ジョニーもそうなれることを願っているわ。私は常にジョニーへの愛を持ち続けてきたし、一緒に過ごした生活を世間に公表しなければならないことは、私にとって大きな苦痛なの」と心境を語った。

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一方でアンバーはジョニーに訴えられたことに対し名誉毀損で反訴しており、1億ドル(約126億円)の損害賠償を求めている。アンバーが証言台で何を語るのか、今後の発言から目が離せない!

text:Saki Wakamiya

 

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2022年4月19日(現地時間)、裁判所を訪れ証言台に立ったジョニー。
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ジョニーとアンバーは2015年に結婚。2017年に離婚した。
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アンバーが裁判で何を語るのかに注目が集まる!
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アンバーは「私はDVのサバイバー」と『ワシントン・ポスト』に寄稿していた。
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