元妻のアンバー・ハード(36)を名誉毀損で訴えるため出廷したジョニー・デップ(58)。そこでは元パートナーのヴァネッサ・パラディ(49)に対してジョニーが汚い言葉を使ったり、ヴァネッサが子供たちを洗脳していると語ったことが明らかに。
元妻であるアンバー・ハード(36)が2018年に自らをDV被害者と綴った寄稿に対し、名誉毀損と訴えたジョニー・デップ(58)。その裁判が2022年4月19日(現地時間)、バージニア州フェアファックスの裁判所で行われた。
この日の争点の一つは、ジョニーのアルコール依存やドラッグ使用について。アンバー側がジョニーがアルコール依存症、薬物依存症であると主張する証拠の映像や音声を公開すると、証言台に立ったジョニーはアンバーこそがドラッグ使用者であると反論。
さらにアンバー側は、ジョニーと元パートナーのヴァネッサ・パラディ(49)の間に生まれた2人の子ども、リリー=ローズ・デップ(22)、ジャック・デップ(20)はジョニーを嫌っており、悪い父親であると思っているとも主張。するとジョニーは2人の子どもが嫌っているのはアンバーの方であると反論した。
このジョニーの反論に対し、アンバー側は2013年にジョニーが親交の深いエルトン・ジョン(75)に向けて書いたというメールを公開。
そこには「子どもたちはアンバーのことを頭からつま先まで愛しているよ。だから僕の肩の荷はようやく降りた!!! フランスの気狂い女が、アンバーを嫌いになるよう子どもたちを洗脳しようとしていたが、それは叶わなかった」と、ヴァネッサを「フランスの気狂い女」と呼び、子どもたちを洗脳していると語ったことが明らかとなってしまった。
ヴァネッサはジョニーと1998年から2012年まで、14年間交際。2020年にはアンバーからDV疑惑をかけられたジョニーをサポートすべく、「私はジョニー・デップを25年以上知っています。ジョニーは親切で、気遣いのある寛大な人間であり父親。暴力的ではありません」との声明を出していた。
ちなみにこの裁判では、証言内容のみならず、2人のファッションも話題に。アンバーはジョニーのスタイルを真似したような服装を選んでおり、ジョニーが蜂のマークがついたグッチのネクタイを着けた際は、その2日後に酷似したネクタイを着けていた。
この行動に対しSNS上では、「アンバーはジョニーに対しマインドゲームを行なっている」と非難の声が続出。
日に日に注目度が高まっているジョニーとアンバーの裁判。果たしてどのような判決が下されるのか、今後も注目したい。