ハリウッドきってのいい人として知られているキアヌ・リーブス(57)。今年の米誌『タイム』が発表した「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、共演者キャリー=アン・モス(54)が同誌に寄稿したエッセイでキアヌの人柄について触れている。
米誌『タイム』が、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表。2022年はそのひとりにキアヌ・リーブス(57)が選ばれ、映画『マトリックス』シリーズで共演しているキャリー=アン・モス(54)がキアヌにまつわるエッセイを寄稿した。
キャリーは「キアヌの名声はユニーク。なぜなら彼は有名なのにもかかわらず、優しく、寛容であることで知られているから。時に非情で狭い世界の中で、私の友であるキアヌは、人々に希望を与えてくれる」と冒頭からキアヌの人柄をベタ褒め。
さらに「彼に初めて会った時、どれだけリラックスできたか今でも覚えている。最初のミーティングはストレスになりがちなもの。私たちはスクリーンテストで会い、(『マトリックス』でキアヌが演じた)ネオ、(キャリーが演じた)トリニティーとして熱い視線が注がれた。でもキアヌは普段と変わらず、優しく、寛容で、そして思慮深い人だった」と出会った時のエピソードを明かしたキャリー。
「それから私たちは20年間以上も同じ役を演じているけど、彼は全く変わっていない。友達として会ったり、話を聞いたりしてくれて、ずっと私を支え続けてくれる」と続け、全く変わらないというキアヌの人柄の素晴らしさを強調した。
これまでも、数々の“いい人”伝説を残してきたキアヌ。ニューヨークの地下鉄に乗っていた際、大きな荷物を持っている女性に席を譲る様子をファンが目撃。
また、俳優オクタビア・スペンサー(52)の車が道端で故障し困っていると、たまたまバイクで通り掛かったキアヌが手助け。当時、駆け出しの俳優だったオクタビアは、キアヌのおかげでオーディションに間に合ったそうで、キアヌを「恩人」と呼んでいる。
昨年も映画『ジョン・ウィック』シリーズ第4弾の撮影現場でスタッフのために機材を運ぶ姿がキャッチされ、改めてその人格者ぶりが話題を呼んだ。
57歳になった今も第一線を走り続け、大作へのオファーが絶えないキアヌ。人気の背景には、役者としての魅力に加えて、人柄の良さも影響している!?