米テキサス州南部ユヴァルディの小学校で銃撃事件が起こり、7歳から10歳の生徒19人と教師2人が命を落とした。この悲劇を受け、テイラー・スウィフト(32)やキム・カーダシアン(41)、同州出身のセレーナ・ゴメス(29)やマシュー・マコノヒー(52)らが悲痛の声とともに銃規制についての声を上げている。
2022年5月24日(現地時間)、アメリカ・テキサス州の小学校で18歳の銃撃犯が銃を乱射。生徒19人と教師2人が射殺される悲劇を受けて、多くのセレブたちが悲痛の声を上げている。
「怒りと悲しみでいっぱいだし、本当に心が痛い。(銃による殺人事件は)バッファローやラグーナ・ウッズなど、様々な場所で起きている。この国は、計り知れず耐え難い悲しみに慣れてしまった気がする」と発信したのは、テイラー・スウィフト(32)。アメリカで銃乱射事件が頻繁に起きていることに対して警鐘を鳴らした。
テキサス州出身のセレーナ・ゴメス(29)は、「私の故郷であるテキサス州で、18人の罪のない子どもたちが、いつものように教育を受けている最中に殺された。教師は、かけがえのない、しかしあまり評価されていない仕事の最中に殺された。子どもたちにとって学校が安全でないならば、安全な場所はどこ?」と悲痛の声を上げた(セレーナが明記した死者数は発信当時のもの)。
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さらに俳優のクリス・エヴァンス(40)は、ツイッターで「本当にうんざりだ!!!!」と憤慨している意を表明。ブリトニー・スピアーズ(40)も「胸が震えて、言葉も出ない。私たちの同情や追悼だけでは足りない。行動を起こさなくては。変わらなきゃだめ」と世間に訴えかけた。
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また、事件が起きたテキサス州の街、ユヴァルディ出身のマシュー・マコノヒー(52)は、「私たちは再び、我々に与えられた自由の権利に責任が取れないことを、悲劇的にも証明してしまった」とツイート。
「アメリカ人は今、鏡でじっくりと自分を見つめながら、『我々が本当に大切にしていることは? この問題を解決できるのか? 健全で安全な国家と州、近隣地域を残すために、一人一人が払える小さな犠牲とは何だろうか?』と問いかけるべきだ」と、パワフルなメッセージを発信した。
There is no excuse and no justification for what happened yesterday. The current laws in our country around gun control are not protecting our children. We have to push law makers to enact laws that are fitting in today’s world.
— Kim Kardashian (@KimKardashian) May 25, 2022
キム・カーダシアン(41)も悲しみの声を上げつつ、「言い訳も正当化も通じない。この国の現在の銃規制では、子どもたちを守れない。現代に合った法律を制定するよう、議員に呼びかけなければ」と銃規制を訴えた。
「19人の子どもたちの親が感じている心の痛みは想像できない」と遺族の心情に触れたマドンナ(63)は、「私たちは議員に今すぐ、銃規制を通すよう懇願しなければならない!」「もう言葉はいらない。行動あるのみ」とファンに訴えかけた。
その他にもジェニファー・ロペス(52)やバラク・オバマ元米大統領(60)など、多くのセレブや著名人が、続々と追悼の言葉と銃規制の必要性を発信。彼らのメッセージと行動が、米社会の改善につながることを強く願いたい。