トム・クルーズ(59)の主演作『トップガン マーヴェリック』が、北米オープニング週末興行収入で1億2,400万ドル(約160億円)を記録。トムの主演作として史上最高のスタートとなった。
トム・クルーズ(59)が主演を務める映画『トップガン マーヴェリック』が、2022年5月27日〜29日(現地時間)の北米オープニング週末興行収入で1億2,400万ドル(約160億円)を突破。トムの主演作として史上最高のスタートとなった。
1986年に公開された『トップガン』の36年ぶりの続編として、公開前から注目を集めていた今作。前作を超えるヒットが期待される中での公開だったが、819万ドル(約10億5,700万円)を記録した前作のオープニング週末興行収入を大きく上回る結果に!
週明けの30日(現地時間)はメモリアル・デーと呼ばれるアメリカの祝日。米映画雑誌『Variety』によると、4日間の合計興行収入は1億5,600万ドル(約201億円)を突破し、同じく2007年5月のメモリアル・デーを含む4日間に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の記録、1億5,300万ドルを上回り、4日間での興行収入史上最高額を記録。多くの映画ファンを驚かせた。
また、大記録を打ち立てたのは興行収入だけではない。北米4,732館で公開された今作は、2019年に公開された長編アニメーション映画『ライオン・キング』の4,725館を超え、こちらも史上最高を記録。アメリカ国内の最も多くの映画館で公開された映画の称号を手にした。
記録ずくめの『トップガン マーヴェリック』は、作品の完成度にも多くの賞賛の声が。米市場調査会社『シネマスコア』が観客に実施したアンケートでは最高ランクの「A +」評価を叩き出し、現地メディアは「信じられないほど珍しい結果だ」と報道。批評家からも高く評価されている。
今作は当初2020年6月に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、より多くのファンが映画館に来られるようになるまで公開を延期。ついに今月、2年ごしの公開が叶い、現地メディアは「結果として延期は明らかに功を奏した」と伝えている。
今回の大ヒットを受け、映画関係者からはコロナ禍で遠のいた客足が戻ることへ期待の声も上がっている。
名実ともにトムの最高傑作となったであろう、『トップガン マーヴェリック』は現在全国公開中。ぜひ、映画館でチェックしたい!