現在ワールドツアー中のジャスティン・ビーバー(28)が、顔面麻痺により予定していたコンサートを中止にせざるを得なくなったことを公表した。
今年2月にスタートしたワールドツアー真っ最中のジャスティン・ビーバー(28)。ラムゼイ・ハント症候群という病気の影響で、顔の右半分が麻痺状態になってしまったことを明かした。
ジャスティンは2022年6月10日(現地時間)、インスタグラムに動画を投稿。
「やあみんな、ジャスティンだよ。近況をみんなに報告したいんだ」とぎこちない表情で切り出したジャスティン。「僕の顔を見て分かると思うんだけど、僕はラムゼイ・ハント症候群という病気になってしまったんだ。耳の神経と顔の神経を攻撃するウイルスが、僕の顔に麻痺を引き起こさせている」と説明した。
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確かに動画のジャスティンは、話し方もゆっくりで、右目はまばたきができない状態になっていることが分かる。自身の病状を「かなり深刻」と明かし、ワールドツアーの公演をキャンセルせざるを得なくなったことを発表した。
「こんなことになるなんて信じられない。よくなるためにあらゆることをしたけど、病気は悪化する一方なんだ。この先のショーを、(医師の指示で)延期しなければならないことに心が痛む。僕は休んで回復に努めることにしたんだ」と続けた。
ジャスティンはアメリカから始まりヨーロッパやアフリカ、アジアなどを回るワールドツアーの真っ最中で、2023年3月までに130公演を行う予定だった。
その後もインスタグラムのストーリーに「だんだん食べるのが難しくなってきて、すごくイライラする。僕のために祈ってほしい」と訴えるなど、精神的にも参っている様子。
日本公演は今年11月に東京、大阪、名古屋の3都市で開催される予定だったが、これらがキャンセルになるかどうかはまだ発表されていない。ジャスティンが一刻も早く回復することを祈りばかり!
text:Saki Wakamiya