「陪審員はジョニー・デップ側に金で雇われた人々の証言を信じてしまった」。アンバー・ハードがインタビューで胸中を語る

ジョニー・デップ(59)が元妻アンバー・ハード(36)を名誉毀損で提訴した裁判の判決後初めて、敗訴したアンバーが米テレビ番組のインタビューに応じ、その胸中を語った。

ジョニー・デップ(59)が元妻アンバー・ハード(36)を名誉毀損で提訴した裁判の判決後初めて、敗訴したアンバーが米テレビ番組『TODAY』のインタビューに応じ、その胸中を語った。

Photo : Getty Images
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2022年6月14日(現地時間)、一部が先行公開されたアンバーのインタビューは、判決の約1週間後に撮影されたもの。『TODAY』のキャスターで弁護士の資格を持つサバンナ・ガスリー(50)との対談形式で、アンバーが裁判の結果について語っている。

サバンナに裁判を終えた今の気持ちを聞かれたアンバーは、「言葉にするのは難しい」と前置きした上で、「死ぬまで自分の証言の一言一句を守り抜くつもり」と回答。自身の証言が真実であることを改めて強調した。

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インタビューの中でアンバーは、裁判中にSNSに投稿されていた自身へのネガティブなコメントが、裁判の結果に大きく影響を与えたと主張。陪審員はそういった“声”に流されてしまったとし、「この結果(敗訴)が公正なものだとは思えない」と述べた。

Photo : Aflo
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サバンナが「失礼な言い方かも知れませんが、陪審員はあなたが示した証拠を検証し、あなたの証言を聞いた上で、あなたを信じなかった。あなたが嘘をついていると思った訳ですよね」と問いかけると、アンバーは「(陪審員たちは、ジョニー側に)金で雇われた人たちの証言を3週間もノンストップで聞いて、それを信じてしまった」と反論。

しかし、陪審員を責めるつもりはないと続け、「彼(ジョニー)は愛されている人物で、素晴らしい俳優」とジョニーを評価。陪審員や国民の多くがジョニー側を信じてしまうことも理解出来る、とした。

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また、陪審員の心理を理解するとした一方で、ジョニー側の弁護士については「陪審員の注意を重要な問題から逸らすために、良い仕事をした」と皮肉り、「私は信用できない人物だというイメージを仕立て上げた」と批判した。

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さらに、裁判でジョニー側が訴えていた「ジョニーではなくアンバーがDV(家庭内暴力)をしていた」という主張については、「私が暴力を振るう必要はなく、暴力を振るわれたからそれに応じただけ」と、あくまでジョニーが先に手を出したためだと主張。

「(裁判で)証言した通り、私は暴力の中で生きていた。それが普通になってしまったら適応しなければならない」と当時を振り返り、「私は交際期間中、自分でも分からないくらい恐ろしいことをしたり、言ったりした。それについてはとても後悔している」と語った。

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今回先行公開されたインタビューの本編は、6月17日の夜(現地時間)に1時間にわたりテレビ放送される予定。裁判結果を不服として控訴する意向を示しているアンバーは、上記の他にどんなことを語ったのだろうか。本編の放送を待ちたい。

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判決後、悲痛な面持ちで裁判所を後にするアンバー・ハード
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裁判所で反対尋問に答えるアンバー
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ジョニーの弁護を担当したカミール・ヴァスケス
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裁判所で自身の弁護団と会話をするアンバー
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2015年、トロント国際映画祭に出席した時のアンバーとジョニー
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