歌手グライムス(34)との間の2人の子供を含む、7人の子供を持つ実業家のイーロン・マスク(50)。そのうちの1人が、18歳を迎え、性別変更と氏名変更の手続きを行なったことが明るみとなり、イーロンとの確執が浮き彫りに。
7人の子どもを持つ、テスラ社のCEOイーロン・マスク(50)。そのうちの1人が、性別変更と氏名変更についての手続きを開始した。
イーロンは2000年に最初の妻であるカナダ出身の作家、ジャスティン・マスク(49)と結婚。2002年には1人目の子どもが誕生するも乳幼児突然死症候群により逝去。そんな悲しい出来事を乗り越え、2年後には双子が誕生。さらに2年後には三つ子が誕生したが、イーロンとジャスティンは2008年に破局を迎える。
そして今回手続きを申請したのは、ジャスティンとの間に誕生した双子のうちの1人、ザビエル・アレクサンダー・マスク(18)。出生時の性別は男性だが性自認は女性であるため、18歳となった今年4月、ロサンゼルス郡裁判所に性別変更のための書類を提出。
さらにビビアン・ジェナ・ウィルソンと、名と姓の変更も申請しており、この理由については「ジェンダーアイデンティティのため。また、実父(=イーロン)とは一緒に暮らしておらず、どのような形であってもつながりを持ちたくない」と記載されているという。
— Elon Musk (@elonmusk) May 5, 2020
この報道により、イーロンとの確執が明るみになり、メディアはイーロンの過去の発言にも注目。2020年にイーロンは、女性と男性のどちらにも分類・限定されない性別の代名詞として「they/them」が単数形で使われることに対し、「トランスジェンダーの人々は完全に支持しているけれど、代名詞については悪夢みたいなもの」「代名詞は最悪」とツイートしていたのだ。
さらに先日も、学校で性的指向や性自認について議論することを禁止する、米フロリダ州の法案に署名した州知事のロン・デサンティス(43)を、次回の大統領選で推すともツイート。
しかし現時点で、ビビアンがイーロンに絶縁宣言をした理由、そしてイーロンが彼女の性別変更と氏名変更について事前に知っていたのかは、明らかにはなっていない。また、イーロンがジャスティンとの子どもたちに経済的支援を行なっているのかについても不明だそう。
ちなみに、かつて交際していた歌手のグライムス(34)とは、息子のエックスエーアイエートゥエルブ(2)、娘のエクサ・ダーク・サイディリール・マスク(0)をもうけており、SNSでその姿を披露したり、メディアの前に一緒に登場したことも。グライムスとはすでに破局しているが、現在も協力して子育てをしていると伝えられている。