1992年の映画『氷の微笑』で大ブレイクを果たし、現在は年齢を感じさせない美しさが注目を集めている俳優のシャロン・ストーン(64)が、SNSで衝撃的な過去を告白し、話題を呼んでいる。
ローアン(22)、レイアード(17)、クィン(16)、3人の養子を育てる俳優のシャロン・ストーン(64)が、知られざる過去を明かした。
この記事が同誌のインスタグラムに投稿されると、シャロンが反応。コメント欄に「私たち女性は、(子どもを)失うという耐え難い問題を話し合う場所がない。私は流産で、9人の子どもを失った」と自身の体験を綴った。
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さらに「身体的にも精神的にも、それは決して些細なことではない。それでも私たちは、ある種の挫折感を持ちながら、ひっそりと耐えて行かなくてはならない。たくさんの思いやりや同情、癒しを受ける必要があるのに、女性の健康と福祉は、男性のイデオロギーによって放置され、抑圧されている」と続けた。
シャロンはこれまで、18歳の時に妊娠し、中絶した過去を回顧録で告白。さらに米紙『San Francisco Examiner』のエグゼクティブ・エディターだったフィル・ブロンスタインと再婚後は3度妊娠したが、3度とも5カ月半で流産していた。
また、クリッシー・テイゲン(36)が2020年に流産したことを明かした際も、シャロンは自身の経験と思いを激白。「私が最後の子どもを失った時は、病院で36時間、ひとりで陣痛に苦しんだけど生まれなかった。だけどナースたちが2日間、私と一緒に居てくれて、最後の日も休日だったのに私のそばにいてくれた。その時にシスターフッド、そして互いを理解するという強い絆を感じたの」と語っている。
シャロンの告白をきっかけに、流産を経験した女性をめぐる状況が少しでも改善していくことを願いたい。