ローマで行われたヴァレンティノのオートクチュールコレクションにて、シースルーのドレスで参加した俳優のフローレンス・ピュー（26）。このドレスに批判コメントが相次ぐ中、本人が反論し、セレブたちも応援コメントを送っている。
2022年７月８日（現地時間）、ローマで行われたヴァレンティノのオートクチュールコレクションのショーに、同ブランドのシースルードレスで参加した俳優のフローレンス・ピュー（26）。インスタグラムでその姿をアップすると、多くの批判コメントが届いたことを明かした。
フローレンスは７月10日（現地時間）、ドレスをまとった自身の写真を投稿。「素晴らしいヴァレンティノのドレスを着た時、コメントが来ないことはないだろうと思った。それが肯定的だろうと、否定的であろうとも」と、コメントが続出する事態を予想していた心の内を明かした。
その上で、「興味深いのは、いかに男性にとって、女性の身体を公の場で、誇らしげに批判することが簡単かということ」「多くの人が攻撃的に私の“小さな胸”にがっかりしたと伝えてきたり、私は“真っ平な胸”を恥ずべきと言ってきたりした」と語り、自分の胸に対して多くの批判が集まったことを告白。
この投稿をInstagramで見る
そして、それらのボディシェイミング（体型批判）に対し、真っ向から反論したフローレンス。
「私は自分らしい身体の複雑さを受け入れている。14歳のときには見ることもできなかった身体の”欠点”も、今は全て誇らしい」と主張し、「私の胸や身体のサイズについて感情的に意見することを、楽しんでいるのはなぜ？」「成長して。人や、その人の身体、全世界の女性をリスペクトして。そうすれば、人生はもっと生きやすくなる」とパワフルなメッセージを綴った。
このフローレンスの反撃を受けて、多くのセレブが反応。ジョーイ・キング（22）は「あなたは本当に素敵。正確に表せない感情を言葉にしてくれた」とコメント。ジェシカ・チャステイン（45）は自身のインスタグラムのストーリーズで、フローレンスの写真とともに「女性があなたの許可なしに、自分の身体を好きでいることは、そんなに恐ろしいの？ 私たちは男性の所有物ではない」と発信した。
この投稿をInstagramで見る
2021年には鼻ピアスを開ける最中に失神したことを明かすなど、インスタグラムの投稿がたびたび話題となったフローレンス。
今回の彼女の言葉が、ボディシェイミングに苦しむ多くの人の元に届くことを願いたい。
