美容整形手術の失敗により、表舞台から姿を消していた元スーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(57)が、フッションブランドFENDIのモデルに抜擢され、約7年ぶりにカムバックを果たした。
美容整形手術に失敗し、表舞台から姿を消していた元スーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタ(57)が、ついにモデルとしてカムバックを果たした。
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リンダは2022年7月17日(現地時間)、自身のインスタグラムにファッションブランドFENDIとのコラボレーション写真を投稿。
投稿には「このプロジェクトに関わった全ての人に、とても感謝しています」と、美容整形手術後初めて受けたというモデルの仕事への感謝が綴られ、モデル仲間からは多くの祝福のコメントが寄せられた。
2016年に痩身治療「クールスカルプティング」の施術を受けた際、副作用である奇異性脂肪過形成(PAH)を発症。容姿が別人のように変わってしまったため、モデルの仕事から離れていることを2021年9月に公表したリンダ。
さらに、副作用について施術前に説明がなかったとして、施術を行った医療企業に5,000万ドル(約70億円)の損害賠償を求め、訴訟を起こしていることも明かしていた。
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今年2月には、自身の美容整形についてのインタビューが掲載された米週刊誌『People』の表紙を飾ったものの、本格的にモデルの仕事をするのは約7年ぶりのこと。
同雑誌のインタビューでリンダは、医師から「どんなにダイエットや運動をしても治らない」と衝撃の事実を伝えられたと告白した上で、雑誌への出演を決めた理由について「恥を捨てて、自分のトラウマを共有することで、私と同じ境遇にある人たちの助けになればと思っています。それが私の目標です」と語っていた。
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また、FENDIとのコラボレーション写真をアップしてから4日後の今月20日(現地時間)には、自身のインスタグラムを通して提訴していた医療企業と和解したことも公表。
「クールスカルプティングの件が解決し、この問題を過去のものに出来ることを嬉しく思います。私は友人や家族と過ごす人生の次の章を楽しみにしています。手を差し伸べてくれた方々のサポートに心から感謝します」と綴った。
苦痛な日々を乗り越え、ようやくカムバックを果たしたリンダの、モデルとしての第二章に期待したい。