ラジオ番組に出演したケイト・モス(48)、元恋人ジョニー・デップ(59)を擁護した理由を告白。
今年5月、元恋人ジョニー・デップ(59)とアンバー・ハード(36)の名誉毀損裁判に、オンライン出廷したケイト・モス(48)。証言した理由を、初めて語った。
Photo:AP/アフロ
ケイトは先日、英BBCラジオ4の番組『Desert Island Discs』に出演。裁判では、かつてジョニーに階段から突き落とされたという疑惑の真相を語ったが、パーソナリティに「なぜ証言したのか?」と聞かれると、「わたしはジョニーの真実を知っていた」と回答。続けて、「ジョニーがわたしを階段から突き落としたことは一度もない。それを証明しなくてはいけないと思った」と告白した。
なぜ、ジョニーとアンバーの名誉毀損裁判にケイトが関係しているのか? 発端は、アンバーが裁判中にケイトの名前を出したことから始まる。アンバーは、2020年にイギリスで行われた名誉毀損裁判で、2015年3月に自宅付近でジョニーと口論になったとき、ジョニーがアンバーの妹に手を上げようとしたのを見て、「ジョニーがケイトと交際していたとき、彼女を階段から突き落としたという噂を思い出した」と証言したことがきっかけだった。
今年5月に行われた名誉毀損裁判でも前述の噂をアンバーが再び引用したことで、ケイトが証人として召喚された。
ケイトは、「ジョニーとバカンスで訪れていたジャマイカで、私が階段から落ちたことは事実です。ですが、その日は雨が降っていて、階段で足を滑らせたのです。私は何が起こったか理解できず、ただ悲鳴をあげました。すると、部屋を先に出ていたジョニーがすぐに駆けつけてくれて、私を部屋まで運んでくれました。そして手当てをしてくれたのです」と証言。また、「ジョニーに暴力を振るわれたことは一度もありません」とも断言した。
これを受けて、ジョニーの弁護士はアンバーに対する反対尋問で「ケイト・モスが出廷すると思っていなかったでしょう?」と問いかける場面も。それほどケイトの出廷は、関係者にとっても想定外だったよう。
6月にはジョニーの勝訴が世界で注目されたが、先日、アンバーが控訴。泥沼裁判は、まだ続きそう?