電気自動車企業テスラのCEOイーロン・マスク(51)が、友人であるGoogleの共同創業者セルゲイ・ブリン(48)の妻ニコール・シャナハン(37)との不倫疑惑を完全否定。自身への注目度が高まり、報道が過熱する現状に懸念を示した。
電気自動車企業テスラ、および宇宙開発企業スペースXのCEOを務めるイーロン・マスク(51)が、友人であるグーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン(48)の妻で、現在は離婚を申請中のニコール・シャナハン(37)との不倫疑惑を完全否定した。
Twitter社の買収撤回をめぐり、法廷闘争中のイーロンがまたもや大きな話題を呼んでいる。米経済新聞「The Wall Street Journal」が報じたところによると、今年1月に申請されたセルゲイとニコールの離婚は、イーロンがニコールと不倫関係にあったことが原因だというのだ。
夫妻と親しいとされる人物は「イーロンとニコールは昨年12月に短い関係を持っていた」「当時セルゲイとニコールの夫婦関係はすでに冷めていたものの、まだ一緒に暮らしていた。ところが、イーロンとニコールの不倫関係が発覚。結果的にそれが決定打となり、セルゲイは離婚に踏み切った」と、同誌に語っている。
イーロンとセルゲイはプライベートでも仲が良く、長年の友人だったという。また、2018年にリーマンショックによる金融危機で苦しんでいたテスラにセルゲイが50万ドル(約7,000万円)を出資するなど、ビジネスパートナーとしても良好な関係を築いていた。
しかし、関係者によると「セルゲイは離婚を申請したのと同時期に、イーロンの所有する複数の会社に対する投資を清算するよう部下に命じた」といい、「ふたりの友人関係は今回の件をきっかけに破綻してしまった」という。
報道されるなり全世界で話題になった不倫疑惑だが、イーロンは報道の内容を全面的に否定。自身のTwitterに「報道は全くのでたらめで、私は友人であるセルゲイと昨夜も一緒にパーティに参加した」と投稿し、セルゲイとの友人関係が続いていることを主張。
続けて、「3年間で2回だけニコールにあったことがあるが、2回とも周りに多くの人がいた。ロマンチックなことは何もない」と、不倫疑惑についても完全否定した。
The amount of attention on me has gone supernova, which super sucks. Unfortunately, even trivial articles about me generate a lot of clicks :(
— Elon Musk (@elonmusk) July 25, 2022
Will try my best to be heads down focused on doing useful things for civilization.
さらに、自身についての報道が過熱する現状について「私への注目度が超新星のようになってしまい、最悪だ。残念ながら、私に対する些細な記事でさえ、多くのクリックを生み出している」と、懸念を述べた上で「文明のために役立つ仕事をすることに集中する」と、仕事に邁進する姿勢を示した。
女性関係について話題に事欠かないことで知られるイーロン。これまで3度の離婚を経験し、現在は合計9人の子どもたちの父親でもある。今月始めには、自身が経営するニューラリンク社の幹部職員が、イーロンの子どもを出産したことが発覚し話題になったばかり。
常に世間を騒がせ続ける、米長者番付1位のイーロン。次はどんな見出しで登場するのだろうか。