元スーパーモデルのポーリーナ・ポリスコワ(57)が自身のインスタグラムを更新。自身の写真を転載し、美容整形を勧める内容の投稿をした外科医に苦言を呈した上で、エイジングケアについての持論を語った。
元スーパーモデルのポーリーナ・ポリスコワ(57)が、自身の写真を用いて美容整形を勧める内容の投稿をアップした美容整形外科医に苦言! 美容整形を他人に勧めることの危険性を語った。
1980年代、スーパーモデルとして数多くの雑誌の表紙を飾ったポーリーナ。1988年にはコスメブランド、エスティ ローダーと当時モデルの契約としては史上最高額であった600万ドル(約8億円)で契約を結ぶなど、トップモデルとして活躍した。
57歳になった現在もモデルとして活動を続ける彼女は、2022年8月13日(現地時間)、自身のインスタグラムにセルフィーをアップ。「以前も投稿したことのある(素敵に撮れたと思っていた)この写真が、美容整形外科医によって再掲載され、どの箇所に整形が必要か詳細に指摘されている投稿を見つけた」と、切り出した。
この投稿をInstagramで見る
ポーリーナが見つけたという投稿には「頬の下の厄介なくぼみはフィラー(皮膚のたるみの補正のため、シリコンやヒアルロン酸などを注入する手術)で取り除き、額や口の横のシワ、首元の筋はボトックス(顔をすっきりと見せることを目的とした、筋肉を萎縮させる注射)とレーザーで引き締めてなめらかにすることができる」と記載されていたそう。(現在は削除されている)
自身の写真を無断で転載され、美容整形を勧める内容の投稿に使用されたことについて、ポーリーナは「これが世間から注目される、年配の女性が抱える悩み」と語った上で、「私は自分の顔を、“修正”する必要があると言われている。加齢によって、どこかが“おかしくなった”ってね」と、苦言を呈した。
続けて、過去にはレーザー治療やプラズマペン(ニキビ跡やシミ、黒ずみなどの老廃物を除去する施術)を受けたことがあるとも明かしつつ、「年相応に見えることを誇りに思いつつ、時には自分を可愛いと感じられるように、バランスを取っていきたいと思っている。仕事柄、不自然なほど細かく自分の顔を見ることもあり、大体は受け入れられるようになったけど、全てを受け入れるのはまだ難しい」と、リアルな心境を綴った。
そんな自身の心境を踏まえた上で、「髪の色や化粧、服装、あるいはもっと侵襲的なこと(美容整形)など、女性が魅力的に見られるために必要だと思うことを相手に指摘するのは、相手を辱める行為」であると語り、安易に美容整形を他人に勧めることの危険性を指摘したポーリーナ。
「友人に対して、何か言う前に少し立ち止まってみて。相手が助けを求めていないなら、(アドバイスは)必要なのでしょうか?」「友人の美しいと思うところを見つけて、それを指摘してあげて。お互いをサポートする最良の方法は、そこにあるものを祝福すること」と呼びかけ、投稿を締めくくった。
この投稿をInstagramで見る
そんなポーリーナは、今年3月、テレビ番組に出演した際もモデル業界やエンターテインメント業界の年齢差別について指摘。「シワやたるみ、白髪があるからって、私を見下すことは出来ない。私はありのままでいるつもりだし、これが私の最高の状態なの」と語り、多くの共感を呼んだ。
周囲の声や批判に惑わされず、常にありのままの姿を発信し続けている彼女には、多くの人が勇気づけられているはず。今後もポーリーナの活躍に注目したい!