モナコで毎年夏の終わりに開催される伝統のピクニック。3年ぶりに開催された今年は、アルベール2世(64)の一家が参加し、シャルレーヌ妃(44)、双子の子供たちがスタイリッシュなファッションを披露した。
モナコで毎年、夏の終わりに開催される伝統的なイベント、ピクニックが3年ぶりに開催され、アルベール2世(64)とシャルレーヌ妃(44)、そして夫妻の子どもである双子のガブリエラ公女&ジャック公子(7)が一家揃って参加した。
1931年に開始した同ピクニックの開催場所は、プランセス・アントワネット公園。フォークダンスのパフォーマンスやロイヤルファミリーとのガーデンパーティ、現地の食事が楽しめるなど、さまざまなイベントが催され、国民に愛されているイベントのひとつだ。
2020年、2021年はコロナ感染症対策で中止となり、今年は3年ぶりの開催に。アルベール2世は「とても楽しいイベントで、素敵な時間が流れる。開催できて嬉しい」と、米エンタメ誌『ピープル』に胸の内を語った。
さらに「フォーマルとカジュアルがいいバランスで、カクテルパーティのような雰囲気がある。散策しながら、知人と“この夏はどうだった?”なんて会話を楽しめる素晴らしい機会だ」とピクニックの意義を語った。
とはいえ、7歳の双子たちにとっては、その意義を完全に理解するのは難しいよう。アルベール2世は、「彼らはまだ、このピクニックの意味を理解できていない。はしゃぎ回ったり、他の子どもたちと遊んだりして、いつも楽しい時間を過ごしているよ」と双子の様子について語った。
世界のロイヤルファミリーを代表する美男美女として知られる双子は、この日、スタイリッシュなファッションを披露して注目の的に。ガブリエラ公女は、ジャカディのワンピースに合わせ、カチューシャとサンダルをフローラル柄で統一した華やかな着こなし。一方、ジャック公子は公女と同柄のシャツにブルーのパンツでぐっと大人っぽく。柄をリンクさせながら、雰囲気の異なる爽やかなサマースタイルに仕上げた。
2019年には、ガブリエラ公女がシャルレーヌ妃の出身地である南アフリカを彷彿させるアフリカンバティックのワンピースを着用。ジャック公子は白シャツにチノのショートパンツ、そしてビットモカシンというおしゃれなリゾートスタイルがキャッチされ、幼い頃からファッションも注目の的に。
もちろん、普段から抜群のファッションセンスで話題を独占するシャルレーヌ妃も、子どもたちに負けぬスタイリングで登場。南アフリカのデザイナー、テレンス・ブレイのレーストップス&チュニックという、気品溢れる涼しげな装いで、今回も特段の注目を集めた。