2008年から約13年間にわたり、父親からの成年後見制度を受けていたブリトニー・スピアーズ(40)。その間に行ったツアーでのトラウマがきっかけで、もうステージではパフォーマンスを行わないとSNSで明かした。
先日エルトン・ジョン(75)とのコラボレーション曲が発表され、ステージ復帰が期待されていたブリトニー・スピアーズ(40)が、「今後ステージでパフォーマンスを行うことはない」と宣言。さらにクリスティーナ・アギレラ(41)のバックダンサーの体型を批判し、ブリトニーの言動を問題視する声が上がっている。
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ブリトニーは自身のインスタグラムで、全裸写真をアップ。「毎回ツアーを行うたび、プロの写真と呼ばれる最も不快な写真を撮るの。私のために、誤魔化したり修正してくれればいいものの……なかでもベガスでのショーで行われた2日間の撮影は、最悪だった。人生でもっとも不快な人たちとの撮影だった」と添えて、ツアー中の撮影が苦痛であったと激白した。
さらに「身長が低い私を目立たせるために、ステージでは8人ぐらいの小さい女の子と踊るの。成年後見制度なしのツアーでは4人、もしくは2人だったのに」とダンサーの体型に対する不満にも言及。
「これは生涯抱き続けるトラウマで、きっともうパフォーマンスを行うことはない。なぜなら私は頑固で自分の主張を突き通すから」と、これらの出来事によるトラウマが原因で、今後ステージでのパフォーマンスはしないと宣言。ちなみにブリトニーはその後、投稿のメッセージ部分のみ削除している。
またブリトニーは、新たな投稿をアップし、子役時代の共演者で一時はライバルとして切磋琢磨しあったクリスティーナ・アギレラ(41)とそのダンサーについてコメント。
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「細く見えるための唯一の方法は、太っている人たちと過ごすこと」という、コメディアンのロドニー・デンジャーフィールド(享年82)の言葉を引用した画像を用いて、「子どもたちのベビーシッターや、バックダンサーを自分で選ぶことができたら良かったのに。もし私がクリスティーナ・アギレラのダンサーと踊ったら、私は小さく見えたはず」と綴ったブリトニー。
クリスティーナは自身が細く見えるように、あえて体型の大きいダンサーを選んでいると示唆した。
These past few days I’ve been thinking about Britney and everything she is going through.
— Christina Aguilera (@xtina) June 29, 2021
It is unacceptable that any woman, or human, wanting to be in control of their own destiny might not be allowed to live life as they wish. pic.twitter.com/NRhNwcJaD3
クリスティーナは、ブリトニーがまだ父親による成年後見制度を受けていた2021年6月、「女性が自分の望むように生きられない状況は、受け入れられない」とブリトニーへの支持を表明。同年11月にブリトニーが成年後見制度を解除された際は、「何も言えないけど、嬉しく思っている」とコメントしていた。
しかしブリトニーは、「真実を知っているのに語ろうとしないのは、嘘をついているのと同じ」と沈黙を守ったクリスティーナを批判。その際は反応しなかったクリスティーナだが、今回の体型批判を受けて、ブリトニーのアカウントをフォロー解除したことが明らかに。
晴れて自由の身になり、13年間にも及んだ成年後見制度によるトラウマを日々発信しているブリトニー。これまではブリトニーをサポートしていたファンたちだったが、今回の体型批判については、ブリトニーを批判する声も多数寄せられている。