ジョージ・クルーニー(61)ら、ハリウッドで活躍する俳優陣の呼びかけで、映画制作現場の人材を育成するための新しい公立学校が、米ロサンゼルスに誕生した。
2022年9月14日(現地時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスに、映画制作現場の人材を育成するための新しい公立高校が誕生した。
学校の名前は「ロイバル・スクール・オブ・フィルム・アンド・テレビジョン・プロダクション」で、ジョージ・クルーニー(61)やドン・チードル(57)、ミンディ・カリング(43)、ケリー・ワシントン(45)など、ハリウッドの第一線で活躍する俳優たちの呼びかけで設立が決まった。
同校は、高校生150人を対象に映画制作を中心としたカリキュラムを提供するそうで、映画監督や編集者など、ハリウッドで活躍できる映画制作現場の人材を育成することを目指しているという。
ハリウッドの映画制作の現場では極端に白人や男性スタッフの割合が高く、多様性が欠如しているとの声も高まっていた昨今。
そういった現状について、同日に行われた記者会見で設立者の1人であるジョージは「(同校の設立は、ハリウッドの撮影現場に)より多様性を持たせるための素晴らしい機会であると感じている」とコメントし、新校の誕生を喜んだ。
また、現役の豪華俳優陣が設立に関わっていることもあり、カリキュラムの一環として、実際の映画の撮影現場でのインターンシップなども予定されているとか。
ジョージは、同日に行われた記者会見に出席。記者からの「ジョージ自身が学校で教壇に立つこともあるか?」との質問に「僕も授業には出席するつもりだよ。子どもたちが(映画の)編集をしている時に、隣に一緒に座ったり、そういうことなら出来るからね」と、ジョークを交えて返答した。
また、記者会見では、妻で弁護士のアマル・クルーニー(44)との間に生まれた双子の男女アレクサンダー&エラ(ともに5)の父親でもあるジョージに、記者が「子どもたちに自身と同じように芸術の道に進んで欲しいか?」と質問する場面も。
ジョージは「彼ら(子どもたち)には、自分の好きなことをして欲しい」とした上で、「彼らは既に3カ国語を話せるんだ。僕より少し頭がいいので、きっと何か(素敵な)仕事につくだろう」と答え、子どもたちの将来に期待を寄せた。
5歳にして3カ国語を話すというジョージの子どもたちは、オックスフォード大学を卒業し、法学の学士号を取得しているという母アマルと同じく超優秀⁉︎ 今後の成長が楽しみだ。