離婚危機が囁かれていたモデルのジゼル・ブンチェン(42)と夫でNFL選手のトム・ブレイディ(45)が、1カ月以上前から別居中であると米週刊誌『People』が報じ、その動向に注目が集まっている。
おしどり夫婦として知られていた、モデルのジゼル・ブンチェン(42)とNFLで活躍するアメリカンフットボール選手の夫トム・ブレイディ(45)。トムの引退撤回を機に離婚危機が囁かれてきたふたりが、1カ月以上前から別居中であると報じられた。
今年2月、NFL史上最高のクォーターバックと評され、長年NFLで活躍を続けていたトムが引退を発表したものの、翌月にそれを撤回。今シーズンも選手として現役を続行することを明らかにした。
現地メディアはトムの現役続行を機に、夫婦仲に亀裂が入ったと報道。トムが現役を続けることに対し、ジゼルは強い不満を感じていると噂されていた。
報道を受け、インタビューに応じたジゼルは「(トムが現役を続けることについて)とてもバイオレンスなスポーツだから、もちろん心配。子どもたちもいるし、もっと家族のそばにいて欲しいと思っている。そういった話を何度も何度もしてきたのは事実」と、トムの引退後、家族の時間が増えることを期待していた、と告白。
その上で、「最終的には、誰もが自分のために決断をするべき。彼も自分の気持ちに従って決断したと思う」と、夫の決断を尊重するとしていた。
しかし、続けて「私は自分の役割を果たしたと思う。(中略)子どもたちが成長するための環境を整え、彼と彼の夢を応援することに集中してきた」という、これまでの生活を振り返るような発言も。ファンからは、“今後は新たな人生を考えている”とも取れるのでは?との声が上がっていた。
それ以来ふたりの夫婦仲に注目が集まっていたが、トムの現役続行表明から半年が経った今月中旬、「ふたりが6週間にわたって別居中である」と米週刊誌『People』がレポート。
記事によると、モデル活動で忙しいジゼルは自宅があるマイアミを離れニューヨークに滞在しており、トムとは別々の生活を送っているという。
しかし、ふたりと近しいという関係者によると「トムは家族との時間を確保するために努力している」「現在ふたりは問題(夫婦仲)を解決するために話し合っている最中で、正式に別居しているわけではない」という。
トムは先月、「個人的な問題に対処するため」という理由でNFLの試合を11日間にわたって欠場することを発表。「個人的な問題」の内容は明かされていないが、復帰後のインタビューで「誰もが色々なことを抱えているし、人生にはそれぞれ困難があるもの。私はもう45歳なので、自分のできる範囲で人生を考えなければならない」と語っていた。
NFLの優勝決定戦であり、アメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」を7度制し、アメリカンフットボール界のスーパースターとして活躍してきたトムと、長年にわたってスーパーモデルとして第一線で活躍するジゼル。お互い多忙のふたりは、すれ違いが続いてしまっているよう。
前出の関係者は、「トムがこれからも夫婦生活を続けていきたいと思うなら、今年が彼にとって最後のシーズンになるだろう」と語っており、ふたりの今後に注目が集まっている。