離婚の原因について、ブラッド・ピット(58)から自身と子供たちへのDVであると主張してきたアンジェリーナ・ジョリー(47)。新たにDVの詳細を明かしていたことが明らかとなった。
2022年2月、かつて共同所有していた南フランスのワイナリー、シャトー・ミラヴァルを自身に許可なく第三者に売却したとして、ブラッド・ピット(58)から提訴されていたアンジェリーナ・ジョリー(47)。
すると今度は、アンジェリーナが新たにブラッドを訴訟するため、ロサンゼルスの裁判所に書類を提出。その書面には、2人の離婚のきっかけとなった、ブラッドのアンジェリーナや子どもたちに対するDV(家庭内暴力)が詳細に記載されているという。
書類によると、ブラッドがDVを行ったのは、プライベートジェット機でフランスからアメリカに向かっていた最中。
ブラッドは「子どもたちを甘やかし過ぎている」ことを理由に、バスルーム内でアンジェリーナを叱咤。彼女の頭や肩を掴んでゆすり、バスルームの壁に押し付けたという。
それを見た子どもたちが、母親であるアンジェリーナを守るべくバスルーム内へ。ブラッドが子どもに飛びかかろうとしたため、ブラッドを背後から掴んだというアンジェリーナ。するとブラッドがアンジェリーナを振り払おうと背後に身体を倒したことで、アンジェリーナはトイレの便座に叩きつけられ、背中と肘を負傷したという。
それでも怒りが収まらないブラッドは、子ども1人の首を絞め、別の子どもの顔を叩いたとも。また、アンジェリーナにビールを、子どもたちにはビールと赤ワインをかけたそう。
さらに訴状では、ブラッドが自分と子どもたちに暴力を振るったことについて、秘密保持契約を結ぶように迫られたとも明かし、その交渉が決裂したためにワイナリーを第三者に売却するしかなかったとも主張している。
アンジェリーナの主張に対し、ブラッド側の弁護士は「ブラッドは自分自身の行動に責任を取る人間ですが、していないことには責任を取りません」とDV疑惑を全面否定。また、ブラッド側の情報筋によれば、アンジェリーナはこの反訴でブラッドに復讐し、子どもたちをブラッドから遠ざけるようにしたいとも考えているとのことだ。
ワイナリーだけでなく、引き続き、子どもたちの親権についても争っているブラッドとアンジェリーナ。決着の日は、いつ訪れるのであろうか。