セレーナ・ゴメス(30)の6年間を追ったドキュメンタリー『セレーナ・ゴメス:My Mind and Me』がついに公開。これまで以上に赤裸々告白したその内容とは?
歌手、俳優、映画やドラマ・美容ブランドなどのプロデュース、慈善家など多岐に渡り活躍するセレーナ・ゴメス(30)。Apple TV+で配信スタートしたドキュメンタリー『セレーナ・ゴメス:My Mind and Me』では、自身のメンタルヘルスとの壮絶な戦いや、元恋人ジャスティン・ビーバー(28)との破局などについて赤裸々に語られている。
ドキュメンタリーの公開に向けて米誌『Rolling Stone』のインタビューに応じたセレーナ。自身のメンタルヘルス問題に苦しみ、「数年間、自殺を考えていた」と告白。行動に移したことは一度もないそうだが、窮地に陥っていたと明かした。
20代前半の頃から感情をコントロールできなくなったというセレーナは、「うつ病から始まり、徐々に孤立していった」と話し、これまで4つの治療センターに通ったとか。
また、双極性障害を患っていた当時について「わたしが知っているすべての人に新車をプレゼントしようと考えていた。これは双極性障害の症状のひとつだった」と振り返り、「ベッドから離れられなくなり、何週間もベッドの上で過ごしていた。家の中を歩くだけでも息切れするほどだった」と実体験を告白。
現在は2種類の薬を服用しているが、副作用により妊娠しにくい体質になったと明かし、「友人から妊娠を考えていると打ち明けられたときは、車で泣いた」そう。「25歳で結婚すると思いながら育ってきた」という人生の目標を達成できなかったことが大きな要因で、「バカバカしいかもしれないけれど、(叶わなくて)世界の終わりのように感じた」と語った。
メンタルヘルスの問題を抱えていた当時はザ・ウィークエンド(32)と交際していたが、彼女が何をするにもついて回ったのが長年恋人関係にあったジャスティン・ビーバー(28)だった。破局と復縁を繰り返していたふたりだが、2018年にジャスティンがヘイリー・ビーバー(25)と結婚したことで、関係に終止符が打たれる。
ドキュメンタリーでは、そんなジャスティンとの破局についても公に。破局後もセレーナは「過去の関係につきまとわれている気がしていた。わたしはそこから解放されることはないの?」と恐れていたが、辛い時期を乗り越えたら何も怖くなくなったそう。現在では破局をポジティブに捉えていて、「起こるべくして起こったこと。これで良かった」と話している。
ここ最近ではメンタルヘルスをサポートする事業「ワンダーマインド(Wondermind)」の設立も話題のセレーナ。様々な苦悩を経て、同じ悩みを抱える人々のために精力的に活動する彼女の言葉は、多くの人の支えになるはず。