以前からウクライナへの支持を表明していた俳優のショーン・ペン(62)。ゼレンスキー大統領(44)と対面し、自らが過去に獲得したオスカー像を手渡した。
ウクライナを訪問した俳優のショーン・ペン(62)が、ゼレンスキー大統領(44)とキーウで対面。自身が過去にアカデミー賞で受賞したオスカー像のうちの一体をプレゼントし、改めて「ウクライナ支持」をアピールした。
「(このオスカー像は)ただの象徴的な他愛ないものだけど、これがここにあると知っていれば、僕は気分が晴れて気丈になれるんだ」と語ったショーン。
「あなたたちが勝利した暁には、これをマリブに持って来てほしい。ここに自分の一部があると思うと、僕は前よりずっといい気持ちになれる」と話し、ロシアによる侵攻が長期化するウクライナを鼓舞した。
ゼレンスキー大統領はお返しにウクライナの勲章をショーンに授与。「私からのものではなく、ウクライナからのものだ」と語った。
ショーンは以前からウクライナ支持を表明しており、「2022年のアカデミー賞授賞式で、ゼレンスキー大統領に演説する機会を与えなければオスカー像を溶かす」と宣言したことでも話題に。
結局、今年3月に開催されたアカデミー賞授賞式にゼレンスキー大統領が出席することはなかったが、4月に行われたグラミー賞では大統領自らが世界に向けて演説を行った。
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今年初めにも、紛争をテーマにしたドキュメンタリー映画の撮影のためウクライナを訪れていたショーン。世界に向けて、ウクライナへの支援を訴えた。
text:Saki Wakamiya