感謝祭の日のパレードに、マライア・キャリー(52)が出演。大人気のる『恋人たちのクリスマス』を披露するも、口パク疑惑や棒立ちのパフォーマンスに対し、ネットでは酷評が殺到している。
米国の感謝祭の日(サンクスギビングデー)に、デパートチェーン「メイシーズ」が毎年主催する「サンクスギビングデー・パレード」が2022年も開催。豪華なゲストがパフォーマンスを行うことで知られる同イベントで、今年はマライア・キャリー(52)がトリに登場した。
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マライアは膝下から足元にかけてチュチュがゴージャスに広がった、オフショルダーのピンクドレスで登場。頭にはティアラを着け、代表曲である『恋人たちのクリスマス』を披露した。
しかし音声は1994年に発売されたCDにそっくりで、音程の乱れも全くなかったことから、口パク疑惑が浮上。周りのダンサーとの絡みも全くなく、その場に佇んで歌うのみというシンプルなパフォーマンスも話題に。
そんなマライアのパフォーマンスについて、テレビ放送を見ていた視聴者たちが不満をSNSに投稿。「マライアの明らかな口パクは笑える。彼女は隠そうともしない」「私もマライア・キャリーのように、口パクするだけでお金をもらえる仕事がしたい」などの辛辣なツイートが続出した。
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さらにはミュージシャンのニック・ロッソも「マライアのパフォーマンスに対する熱意の無さは最高。それだけは常に変わらない」、スポーツジャーナリストのイアン・ヘスが「マライアは何百万人もの観客を前に、傘を持って棒立ちしている。私は怒り狂ってはいない。狂うほどに(彼女を)尊敬している」と著名人らも皮肉のツイートをするほど、世間を騒がせた。
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パフォーマンスの途中にはステージに配置された箱から、マライアの子どもである双子のモロッカンとモンロー(ともに11)が登場するというサプライズ演出も。ふたりは音楽に合わせてノリノリのダンスを披露したが、そんな愛らしいパフォーマンスも、マライアによる「棒立ちパフォーマンス」の違和感を拭えなかったようだ。
マライアは、2016年にも口パクパフォーマンスが大きな話題に。ニューヨークで大々的に行われるカウントダウンイベント「Dick Clark’s New Year’s Rocking Eve」にて、事前に収録されたボーカルトラックが流れないというトラブルが発生したのだ。
バックサウンドが流れる中、マライアは困ったような表情を浮かべて、歌うこともせずにステージをウロウロと動き回ってパフォーマンスが終了。番組を見ていた視聴者やメディアから、「史上最悪の口パク」という汚名をつけられた。
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翌年、マライアは再び同番組に出演しリベンジを決行。口パクなしの生歌で『Hero』などの大ヒット曲を熱唱すると、世界中のファンから感動のコメントが続出! 見事、汚名を返上することに成功した。
来月はトロントとニューヨークでのクリスマスショー4公演を控えているマライア。生歌を披露し、汚名を晴らすことはできるのか、注目が集まっている。