打倒カーダシアン家！ シルヴェスター・スタローンと家族の日々を追ったリアリティ番組の制作が決定

今年８月、突然の離婚危機報道で世間を騒がせたシルヴェスター・スタローン（76）＆ジェニファー・フレイヴィン（54）夫妻と、その娘たちの日々を追ったリアリティ番組の制作が決定。シルヴェスターがインタビューに応じ、番組に込めた思いを語った。

俳優シルヴェスター・スタローン（76）と家族の日々を追ったリアリティ番組が制作されることが決定。インタビューに応じたシルヴェスターが、制作決定に至った経緯や番組に込めた思いを語った。

今年８月、突然の離婚危機報道で世間を驚かせたシルヴェスター＆ジェニファー・フレイヴィン（54）夫妻が、ソフィア（26）、システィーン（24）、スカーレット（20）の３人の娘たちとともに、リアリティ番組に出演することを発表した。

番組は、コートニー・カーダシアン（43）やキム・カーダシアン（42）ら５人の娘たちと母クリス・ジェンナー（67）のセレブな生活とキャリアの舞台裏を赤裸々に描いた人気番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の製作陣が手がけるという。

番組制作の目的は「娘たちの人生を探究し、それを記録すること」と「自分という存在を残すこと」だとインタビューで語ったシルヴェスターだが、当初は家族のプライバシーを公にすることに対して後ろ向きな気持ちもあったんだとか。

それでも出演に踏み切った理由として、シルヴェスターは自身が子どもの頃に憧れていた俳優マーロン・ブランド（享年80）の名前をあげ、「幼い頃、マーロンみたいなスターが家で卵を焼いたり、ふざけたりする姿が見たかった。それはそれで面白かったと思う」と、自身が子どもの頃、憧れのスターたちの日常をのぞいて見たいという気持ちがあったことを明かした。

また、リアリティ番組に出演することで、昔の自分のような子どもたちやファンにスターやセレブを身近に感じて欲しいというシルヴェスター。「僕ら（スターやセレブたち）は人間なんだ。１日中化粧をして、サングラスをかけて、セリフを覚えている訳じゃない。本当に愚かでふざけているようなことを、君たち（一般の人）と同じように毎日繰り返しているんだ」

今年８月、突然の離婚危機報道で世間を騒がせたシルヴェスター＆ジェニファー夫妻だが、わずか１カ月後、離婚を申請していたジェニファーがそれを撤回。「ふたりは話し合いにより問題を解決した」とシルヴェスターの代理人が発表していた。

今回の番組ではスタローン一家の仕事ぶりだけではなく、シルヴェスター自身が「究極のホームビデオになると思う」と語るように、離婚危機の理由や和解までのプロセスなど、家族内での問題なども赤裸々に収めたものになっているという。

ジェニファーが離婚を申請した当時、「結婚生活や子どもたちよりも自身のキャリアを優先したことを後悔している」と語っていたシルヴェスター。

今回のインタビューでも、ジェニファーとの夫婦関係に危機が訪れた理由を「妻や子どもたちの成長に注意を払えていなかった」と語り、反省の言葉を口にした上で「何よりも価値のあるもの、つまり家族への愛を再認識した」と、自身の気付きと歩み寄りで離婚を回避したことを明かしている。

また、2人の和解と復縁が報じられた今年10月、シルヴェスターは英紙『サンデー・タイムズ』の取材で「家族は仕事よりも優先されるもので、そのことに気がつくのに時間がかかってしまった」「私はキャリア志向だったけれど、今は『この先そんなに長くもないし、家族の人生について話を聞き始めたい』と思うようになった」と、ジェニファーとの話し合い後の心境の変化について語っていた。

さらに「私は妻や娘にその日のことを尋ねるようになった」と話し、「ある日、妻が『何を考えているの』と聞いてきたので、『ちょうど君と娘のことを考えていた』と言ったら、妻が『そんな言葉、あなたとの人生で初めて聞いたわ。あなたが娘たちを気にかけていれば、彼女たちは永遠にあなたのそばにいる』と言ったんだ」というエピソードを明かし、今後は家族との時間を大切にしていきたいとしていた。

スタローン一家のリアリティ番組は米オンデマンドサービス『Paramount+』で公開予定。「夫として父として大きな転機を迎えた」と語るシルヴェスターの姿を追った番組の公開を、楽しみに待ちたい。