2022.12.01

ボディイメージと葛藤していたビリー・アイリッシュ、毎日ジムへ! 「筋肉バキバキになりたい」と宣言

「タイムカプセル」と題した毎年恒例のインタビューに、昨年のブロンドヘアとはがらりと印象の違う黒髪で登場したビリー・アイリッシュ(20)。これまでもたびたび語ってきた自身のボディイメージとの闘いに、今年は「大きな変化があった」と振り返った。また恋人のジェシー・ラザフォード(31)との関係についても初めてふれ、話題になっている。

毎年同じ日に、同じ質問に答えるというユニークな形式で行われる、ビリー・アイリッシュ(20)の「タイムカプセル」インタビュー。スタートしたのは2017年、彼女が大ブレイクを果たす目前の15歳の時で、6度目となる今年は20歳になったビリー。毎年このインタビューを行えることは、「私にとって大切なもの」と話した。

ボディイメージと葛藤していたビリー・アイの画像_1

Photo:Getty Images

「名前は?」の質問から始まる動画で、Instagramのフォロワー数や自分のベッドルームの様子など、これまでと“同じ”質問に回答。2022年の最大の成果としては、コーチェラとグラストンベリーでヘッドライナーを務めたことやアカデミー賞を受賞したことを挙げた。

現在は兄フィニアス(25)と新たなアルバム制作を始めていること、人気ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン3に出演するという噂は「出たいけど」事実ではないことなどを明かしている。

そんな中、「来年はどうする?」という質問で、「スカイダイビングやバンジージャンプをしてみたい。絶叫系は本当に楽しい」という答えに続けて、「今年はフィットネス面でライフスタイルにとても大きな変化があった」と語り始めたビリー。

「本当にありえないようなプロセスだったけど、今までよりも自分に満足できている」と明言。「今までとは見た目が全く違うし、そんな自分を誇りに思っている。本当に一生懸命(ワークアウトに)励んだ。とにかく筋肉をつけたいし、たくましい身体になりたい。来年までには筋肉バキバキになっていたいかな」と笑った。

これまで世間の体型批判に対して、SNSやインタビューを通して、たびたび反論してきたビリー。2020年5月にはボディシェイマーに向けたショートフィルム『Not My Responsibility』を公開し、パワフルなメッセージを送り、大きな反響を呼んだ。

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Photo:Getty Images

ただ自身も「自分の身体には満足していない」ことを英『ガーディアン』紙の取材で告白。トレードマークのオーバーサイズの服は「すべてを見せないようにするため」で、自分と自分の身体は「ひどい関係」だとし、受け入れられるようになるまでに葛藤があったことを明かしている。

そんなビリーが今回のインタビューで語った「変化」とは、ジム通いの習慣を身につけたことのようだ。2022年9月、Apple Musicで公開された、DJのゼイン・ロウ(49)によるインタビューで、「5月くらいに初めてジムでワークアウトをやって、毎日通うようになった」と発言。

それはダイエットのためではなく、ライブに向けての身体作りのためで、ミラノ公演で足首を捻挫した経験から、もう怪我はしたくないという一心だったという。

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Photo:Aflo

ワークアウトは「多くの人がやっていることだと思うけど、私はやったことがなかった。今は信じられないほど、私の人生の大きな部分を占めている。普段もとても調子がいいし、ステージでも動けるようになって、すごく気分がいい」と語っている。

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Photo:Getty Images

最近のもうひとつのビリーの変化といえば、11歳年上のミュージシャンで、ザ・ネイバーフッドのボーカル、ジェシー・ラザフォード(31)と初めて公の場に姿を現したこと。11月5日(現地時間)に米ロサンゼルスで開催された「LACMA アート+フィルム ガラ」で、グッチのブランケットに仲良く包まれて登場し、注目を集めた。

この「タイムカプセル」インタビューはその前、10月18日(現地時間)に行われているが、ファンお待ちかねの「ボーイフレンドはいる?」という問いに対して、とても幸せそうに「いるよ」と答え、初めてこの交際について口を開いたビリー。「本当にクールなこどだし、本当に興奮していて、本当に幸せ」と話し、「私は本当にこの人にインスパイアされているし、彼も私にインスパイアされている」とのろけた。

今回はビリーのInstagramのフォロワーから質問を募集するという新しい試みも行われ、将来は子どもをほしいと思っていることや大麻を吸ったことはないことなどを即答していく中で、「今は幸せ?」という質問には、「そう思う」とゆっくり、幸せを噛みしめるように回答。

「自分自身をパロディのように感じている」と語る2020年の映像を見ながら、「“2020年のビリー”はアイデンティティ・クライシスだった」と認めたビリー。昨年の自分と比べると、最近はかなり幸せで、「その気持ちがちょっと続いている」とのこと。“来年のビリー”もまた、幸せと答えてくれることを、今から楽しみに待ちたい。

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