ケイト・ウィンスレット(47)が現在公開中の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の撮影中に、息止めの新記録を樹立。そのことがきっかけでトム・クルーズ(60)に対して「申し訳ない」との思いを抱いていることを明かした。
現在公開中の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に出演中のケイト・ウィンスレット(47)が、PRのため米紙『USA Today』のインタビューに登場。トム・クルーズ(60)に対して申し訳なく思っている胸の内を明かした。
「トムには申し訳ない。といっても私はトムのことは知らないの。実際に会ったことは一度もないし。だけど私が彼の記録を破ったというストーリーには、もう飽き飽きしているでしょうね」とトムへの思いを激白。
というのもケイトは、同映画の撮影時に新記録を達成。海が舞台となる同映画では大半の撮影が水中で行われており、ケイトは撮影中に7分14秒も水中で息を止め続けるという記録を打ち立てていた。
実はこれまでの映画の撮影で、一番長く水中で息を止めたとされていたのがトム。彼は人気アクション映画シリーズの第5作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)にて、6分間息を止めるという記録を達成。つまりケイトはこのトムの記録を破って新記録を樹立したのである。
そしてケイトはトムに申し訳ない気持ちがありながらも、「私は(記録を打ち出したことが)嬉しい。それにやっているうちに上手くなっていって、こんなに上手になったことにもすごく驚いた」と自身の才能に誇りを持っていることを明かした。
また、同映画の共演者であるシガニー・ウィーバー(73)も、そんなケイトの才能を評価。彼女も米紙『USA Today』のインタビューにて「私たちはケイトがしたことにとっても喜んでいるの。私の夫(映画ディレクターのジム・シンプソン)と私は2人とも6分半だった。これは私たちにとっても、ネイビーシールズにも教えている私たちの先生にとっても驚きだった。みんなパーソナルベストを出したのよ」と語っている。
ちなみに同映画で監督を務めたのは『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督(68)。『タイタニック』と『アバター2』は海中のシーンがあるという共通点を持つが、ケイトは2作は全く違うとキッパリ。
「『タイタニック』では、スキューバダイビングを少ししたけれど、息を止めることは全くなかった。でも『アバター2』の撮影は、大きな深いタンクの中でしたし、『タイタニック』は深いところでの撮影はなかった。だから完全に違うものよ」と語っている。
そんな『アバター』最新作は、公開日から3日間の週末の北米興収ランキングで初登場1位を獲得。ケイトにとっては映画が好成績を出していることだけでなく、自身の新たな才能と記録を生み出したことも喜ばしいことであろう。