2023.01.05

約6.5トンの除雪機に轢かれたジェレミー・レナー、マーベル仲間をはじめセレブからのお見舞いコメントが続々と寄せられる

2023年1月1日(現地時間)、自宅付近で除雪作業中に重傷を負い、救急ヘリで緊急搬送された俳優ジェレミー・レナー(51)。1月3日(現地時間)、本人が自身のInstagramで無事を報告。その投稿に、大勢のセレブからお見舞いのメッセージが寄せられている。

マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役で人気の俳優ジェレミー・レナー(51)が、2023年1月1日(現地時間)、米ネバダ州リノ市の自宅付近で除雪作業中、大型の除雪機に轢かれて大怪我を負う事故に見舞われた。

1月3日(現地時間)、事故後初めてInstagramに自身のセルフィーを投稿。「みなさん親切な言葉をありがとうございます。私は今、あまりに混乱していて文字を打つのも難しい状態です。でもみなさんへ愛を送ります」とコメント。病室のベッドに横たわり、痛々しい様子ではあるが無事を報告し、ファンや友人たちを安心させた。

約6.5トンの除雪機に轢かれたジェレミーの画像_1

Photo:Getty Images

その投稿に対し、『アベンジャーズ』シリーズの仲間たちが次々と反応。キャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンス(41)が「不撓不屈。愛しているよ、バディ」と、ハートマーク付きで綴ったほか、コメント欄は共演者や監督たちからのお見舞いのメッセージであふれた。

ソー役のクリス・ヘムズワース(39)の「早く回復しますように、バディ。愛を送ります!」というコメントには約20万件もの「いいね!」が付いている(2023年1月5日現在)。

約6.5トンの除雪機に轢かれたジェレミーの画像_2

Photo:Getty Images

また、マーベル仲間だけでなく、映画『TAG タグ』(2018)で共演したアイラ・フィッシャー(46)をはじめ、ケイト・ハドソン(43)やペネロペ・クルス(48)、オーランド・ブルーム(45)といった俳優や、司会者のジミー・ファロン(48)、モデルのハイディ・クルム(49)、ミュージシャンのスティーヴ・アオキ(45)など、錚々たる面々が、コメント欄でジェレミーにエールを送った。

約6.5トンの除雪機に轢かれたジェレミーの画像_3

Photo:Getty Images

ちなみにこのニュースが報じられて、いち早く反応したのはハルク役でおなじみのマーク・ラファロ(55)。1月2日(現地時間)、「私たちの兄弟@jeremyrennerの完全かつ迅速な回復を祈っている」と事故に関する報道画像とともに、自身のInstagramストーリーに投稿。

約6.5トンの除雪機に轢かれたジェレミーの画像_4

Photo:Getty Images

またディズニー+のドラマ『ホークアイ』(2021)でジェレミーと共演したヘイリー・スタインフェルド(26)は自身のInstagramストーリーで、「頑張ってパートナー!!!! あなたが回復に向かっていることを神に感謝。一日も早く治ることを願って愛と祈りを送ります」と綴っている。

事故が起きたのは、2023年1月1日(現地時間)の朝、ネバダ州ワショー郡リノ市にあるジェレミーの自宅付近。2022年11月にはすでに、あたり一面が雪に覆われていることをジェレミーが自身のInstagramに投稿していたが、リノ地区を襲った厳しい寒波の影響で大晦日から大雪に。近隣には24時間停電になった家もあり、推定3フィート(約90cm)の積雪で閉じ込められていた隣人たちもいたという。

広報担当のサマンサ・マスト氏が、米『People』の取材で、新年を一緒に過ごすためにジェレミーの自宅に集まっていた親戚家族の車が、大雪で動けなくなっていたと事情を説明。車が出せるように、ジェレミーは元日の朝から大型の除雪機で、私道の除雪作業をしていたそうだ。

ワショー郡の保安官バリン・ダラム氏は、1月3日(現地時間)に行われた会見で、ジェレミーは除雪に使う「少なくとも14,330ポンド(約6.5トン)の重さの大きな機械」に轢かれたと述べた。雪に埋もれた車を牽引することに成功した後、ジェレミーは除雪機から降りたそうだが、ある時点で勝手に動き出し、それを止めようと運転席に戻ろうとして大怪我を負ったという。

事故当時、雪は降っていなかったが、積雪で高速道路も封鎖され、12台以上の車が立ち往生しているような状態だったため、救急ヘリが現場近くに着陸。約20分後、ジェレミーは地元の病院に搬送されたと経緯を明らかにした。

米CNNによると、ジェレミーは胸部鈍的外傷のほか、広範囲にいくつかの損傷を負い、2つの手術を受けたとのこと。1月2日(現地時間)、広報担当者が、ジェレミーは回復に向けて前向きな進歩を遂げており、「集中治療室にいて重篤であるが、容体は安定している」と声明を発表し、「彼は目を覚まし、話をして、元気もある」と近況を報告。

ジェレミーの家族が病院のスタッフをはじめとする地元の人々や、ファンのあふれんばかりの愛とサポートにとてつもなく圧倒され、感謝しているとふれた。

約6.5トンの除雪機に轢かれたジェレミーの画像_5

Photo:Getty Images

1月4日(現地時間)、前述の保安官ダラム氏が米ニュース番組『CNN This Morning』に出演。ジェレミーは事故当日も隣人のために道路の除雪を手伝っていたことを明かし、「彼はリノのコミュニティのためにいろいろと尽くしてくれる。多くの場合、誰もそれを知りません。親切心だけでやってくれる」“偉大な隣人”だと語った。

現在は原因解明のため、保安官事務所で除雪機を分析中とのこと。事故当時、ジェレミーの家族も側にいたことから、現時点では彼に過失があったかなどの「不正行為は疑っておらず、悲劇的な事故である」と保安官は強調している。今は1日も早いジェレミーの回復を祈りたい。

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