新作『Maybe I Do(原題)』で久しぶりにロマコメ映画に出演する俳優リチャード・ギア(73)が、スペイン出身のパブリシストで、ホームレス問題の活動家でもある妻アレハンドラ・シルバ(39)とともに、同映画のNYプレミアに出席。年の差カップルのラブラブぶりに注目が集まった。
映画『プリティ・ウーマン』(1990)などで知られる俳優リチャード・ギア(73)が、2023年1月17日(現地時間)、ニューヨークで行われた新作映画『Maybe I Do(原題)』のプレミアに出席。34歳年下の妻アレハンドラ・シルバ(39)と夫婦仲良くレッドカーペットに姿を見せ、カメラの前で笑顔を振りまいた。
渋いブラックスーツに身を包んだリチャードは、デコルテが広く開いたゴージャスなジャンプスーツ姿の妻と手を繋ぎ、寄り添い合い、ときに見つめ合う、仲睦まじい様子を披露。
この春、結婚6年目を迎えるカップルのラブラブぶりは「まるでデート中のようだった」と現地メディアに報じられている。
2015年、アレハンドラが米『Hola!』の取材で語ったところによると、2人はデートを始める10年以上前から、家族ぐるみの付き合いがあったとのこと。2014年、再会した瞬間にお互いに惹かれ合い、4年の交際を経て、2018年4月に極秘結婚。リチャードにとっては3度目、アレハンドラにとっては2度目の結婚となった。
2020年5月、アレハンドラは結婚式当日の写真とともに、「今日は私が今まで出会った中で、最も素晴らしい男性と結婚した日」と自身のInstagramに投稿。結婚記念日を祝うメッセージを、最愛の夫に向けて綴っている。
リチャードは1991〜1995年、元祖スーパーモデルとして知られ、カイア・ガーバー(21)の母親としてもおなじみのシンディ・クロフォード(56)と結婚していたことで有名。その後、2002年に俳優キャリー・ローウェル(61)と結婚し、息子ホーマー(22)を授かるも2016年に離婚。
アレハンドラは2012〜2015年に実業家と結婚しており、その元夫との間に息子アルバート(10)をもうけている。
リチャードとアレハンドラは家庭生活をあまり明かさないタイプの夫婦として知られているが、2018年9月、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(87)がアレハンドラのお腹に手を置き、祝福を授ける写真をInstagramでシェア(現在は削除)。
第一子となるアレクサンダー(3)の誕生を報告した、わずか9カ月後、第二子懐妊を発表して世間を驚かせた。そして2020年4月に次男が誕生。しかし、いまだに第二子の名前は明かされていない。
“顔出し”することなく子どもの写真を何度かシェアしていたアレハンドラだが、2022年12月、自身のInstagramアカウントに珍しく4人揃った家族写真を投稿。「メリークリスマス」とツリーの絵文字付きで、ホリデーを楽しむ貴重なファミリーショットを公開した。
そこにはアレクサンダーとその弟が海を眺める後ろ姿が写っており、お揃いで青いクロックスをはいた愛らしい様子にファンはほっこり。ハッピーオーラ溢れる1枚は、メディアでも大きな話題を呼んだ。
オンラインデータベース『IMDb』によると1975年に映画デビューして以来、俳優として60作品に出演しているリチャード。今回プレミアが行われた『Maybe I Do(原題)』は、代表作『プリティ・ウーマン』(1990)や『プリティ・ブライド』(1999)で共演したジュリア・ロバーツ(55)の姪エマ・ロバーツ(31)との共演も、見どころのひとつとして注目されている。
内容は親子2世代の複雑な恋愛を描いたロマンティックコメディで、エマが演じる主人公ミシェルの父親ハワードを演じるのがリチャードだという。
NYプレミアでリチャードは、米『People』に対してエマについて語り、「間違いなく私は彼女の叔母(ジュリア)と仕事をするのが大好きだが」と前置きしながら、エマが叔母の名声に頼ることなく、自分でキャリアを築き、「自分のやり方で物事を行っている」と新しい共演者を絶賛。ネポベイビー(2世セレブ)批判が取り沙汰されているからか、「エマはエマ自身」だと強調した。
一方のエマは米『Page Six』の取材で、叔母ジュリアとリチャードの共演作を観て、彼のファンになったと告白。「彼と仕事することになったとき、自分がスタート地点に戻ってきたことを実感した」と語っている。
そんなご縁のある2人が共演するこの作品は、1月27日(現地時間)全米で公開予定とのこと。日本での公開情報を楽しみに待ちたい。