キアヌ・リーブス(58)の自宅に複数回にわたって不法侵入を繰り返したとして、30代の男性が警察当局から接近禁止命令を出されていたことがわかった。キアヌが同様の被害に遭うのは、これで4度目のこと。
キアヌ・リーブス(58)の自宅に複数回にわたって不法侵入を繰り返したとして、30代の男性が警察当局から接近禁止命令を出されていたことがわかった。
2023年1月31日(現地時間)、キアヌの弁護士はキアヌとパートナーのアレクサンドラ・グラント(49)をストーカー加害者から保護するように求める書類を裁判所に提出。警察当局は同日中に、ストーカー行為を繰り返していたブライアン・ディクソン(38)に接近禁止命令を出したという。
米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・ヒルズに約157坪・7億2,000万円の物件を所有しているキアヌ。地元メディアによると、ブライアンはその物件に2022年11月5日(現地時間)から2023年1月20日(現地時間)の間、計6回にわたって不法侵入を繰り返していたそう。
物件に設置された監視カメラの映像には、ブライアンが塀の上から自宅を覗き込んだ後、門から堂々と侵入し、裏庭でタバコを吸ったり、眠ったりしている様子が映っている。
また、ブライアンは自身のストーカー行為と不法侵入について、「キアヌの親戚であるため、正当な行為である」と主張しているそうで、「血縁関係を証明するため」に、物件に侵入する際にはDNA検査キットを持参していたという。キアヌの弁護士は一連の報道を受け、「キアヌとブライアンに直接的な面識はない」とコメントしている。
地元メディアによると、ブライアンはこれまでにも同様の不法侵入を各地で繰り返しており、不法侵入や窃盗用具の所持、器物破損の疑いで逮捕歴があるそうで、未成年の頃から20年以上にわたって犯罪行為を続けていることが分かっているという。
キアヌは2014年に2度、2015年に1度、同様のストーカー行為や自宅への不法侵入の被害に遭っている。その優しい人柄からファンだけでなく、共演者やスタッフたちからも慕われているキアヌなだけに、一部のファンからは「そんなキアヌの人柄に付け込んだ、卑劣で浅ましい犯罪」と、怒りの声が上がっている。