人気ドラマ『エミリー、パリへ行く』に出演中のリリー・コリンズ(33)が、過去の恋愛について言及。元恋人からモラハラを受けていたことを明らかにした。
俳優のリリー・コリンズ(33)が、ポッドキャスト番組『We Can Do Hard Things(原題)』に出演し、自身の過去の恋愛について告白。元恋人からモラハラを受けていたことを明かし、話題を呼んでいる。
「私にとって有害な恋愛関係は、言葉による暴力で心を傷つけられること。そして自分がちっぽけな存在である、と感じさせられること」と、モラハラ気質であった元恋人との関係について語り始めたリリー。
続いて「彼は私を“小さなリリー”と呼んだ。私が着ているものに対してひどい言葉を使って罵ったり、私を”アバズレ“と呼んだりもした。心無い言葉と、人を見下したような言葉を投げつけられた」と具体例も明らかに。
そして「私は口をつぐむようになり、黙ることで安心感を得ていた。心身のバランスを保つためには、自分を小さくさせる必要があったの」とも。この体験により、時にパニックに陥ったり、不安を感じたりと、精神に支障をきたすようになったという。
過去には、テイラー・ロートナー(30)、ザック・エフロン(35)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(34)といった人気俳優たちとの交際が報道されてきたリリー。
2019年に交際をスタートさせた映画監督のチャーリー・マクダウェル(39)とは、翌年に婚約し、2021年に結婚。現在、幸せな夫婦関係を築いているというが、それでも過去に負った傷は完全に癒えることはないという。
「10年前と今ではまったく状況が違う。それでも何かが引き金になって、パニックに陥ってしまうの。例え健康的な関係を築いていても、過去がよみがえる時がある。それは1秒、もしくはそれより短いものなのだけれど、お腹が痛くなって、鼓動が速くなり、突如10年前の(ひどいことを言われた)瞬間に引き戻される。今でも影響を受けているのは、とても辛いし、最悪なこと」と、現在も癒えぬ心の傷と、その恐ろしさを表現した。
なお、リリーは同番組で元恋人の名前を明らかにしておらず、夫のチャーリーについては「私を献身的に支えてくれる素晴らしい夫」と語っている。