レディー・ガガ、愛犬誘拐事件の報酬を支払わず提訴される

レディー・ガガ(36)の愛犬が誘拐された事件で、愛犬を保護して届け出たにもかかわらず事前に公表されていた報奨金が支払われなかったとして、事件当時共犯として逮捕された女性がレディー・ガガを提訴した。

レディー・ガガ(36)が、自身の愛犬が誘拐された事件で愛犬を保護して届け出た女性から、報奨金が支払われなかったことを理由に提訴されていることが分かった。

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2021年2月24日(現地時間)に発生した、レディー・ガガの愛犬誘拐事件。その日、米カリフォルニア州ロサンゼルスの路上で散歩代行業者のライアン・フィッシャー氏(32)がレディー・ガガの愛犬3匹を散歩させていたところ、3人組の男性が突然ライアン氏を銃撃。散歩中だった3匹の犬うち、2匹を強奪して逃走した。

レディー・ガガは自身のインスタグラムを通じて、愛犬が無事に戻れば50万ドル(約6,800万円)の報奨金を支払うと発表。投稿に「知らずに買ったり、見つけたりした場合も報奨金は同じ」だと綴り、広く愛犬の捜索を呼びかけた。すると、事件から2日後、ある女性が2匹を発見したとして警察に届け出たため、愛犬は無事保護された。

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しかしその後、届け出た女性は誘拐事件の実行犯である青年の父親の交際相手だったことが判明。ロサンゼルス市警は、事件当時18歳、19歳、27歳だった男性3人を殺人未遂と強盗の容疑で、19歳の容疑者の父親と犬を警察署に届け出た交際相手の女性を殺人未遂の共犯として逮捕したことを明らかにした。

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今回レディー・ガガを提訴している女性の弁護士が裁判所に提出した文書によると、女性側は「報奨金の支払いについて、レディー・ガガ氏は『話し合いの余地はない』と述べ、支払いを拒否した。そのため、ガガ氏を規約違反、偽の約束をしたことによる詐欺、不実表示による詐欺で提訴する」と主張。

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さらに女性の弁護士は、「ガガ氏の『話し合いの余地はない』という申し出は、原告のような一般市民を信頼させた上で欺く行為」であるとし、レディー・ガガは自身の愛犬を捜索させるために「守る予定もない約束をした」と主張している。

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地元メディアの取材によると、現時点でレディー・ガガの弁護士、および代理人は一連の提訴についてコメントを発表していないという。

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