妻チェリー・シーボーン(30)が第二子を妊娠中、腫瘍がみつかっていたことを明かしたエド・シーラン(32)。エドのドキュメンタリーに出演したふたりが当時の思いを語った。
今年3月、妻のチェリー・シーボーン(30)が妊娠中に腫瘍がみつかったことを明かしたエド・シーラン(32)。Disney+ (ディズニープラス)で配信が開始されたドキュメンタリー『エド・シーラン:THE SUM OF IT ALL』の中で、妻とともに当時を振り返った。
「2022年の初めに、腫瘍があると診断された。本当に辛かったし、死についても考えた。以前だったらドキュメンタリーを撮ることは断固拒否したけれど、病気になって考え直すようになった。“もし私が死んだら、みんなは私をどう思うのかしら? 私は何を遺すことができるのかしら”ってね」と当時の思いを明かしたチェリー。
そして「衝撃的な出来事があると、彼(エド)は曲を書く」と語り、診断が下された翌日、エドは4時間のうちに7曲も書き上げたことを明かした。
そんなエドも「本当に辛かった」と涙ながらに告白。続いて「僕の人生の中で起きた、最も素晴らしいことはチェリーと出会えたこと」「彼女と交際してから、人生のすべてがうまくいくようになった」とチェリーへの愛を表現した。
幼馴染のような関係だったというエドとチェリーは、2015年に偶然再会したことをきっかけに交際がスタート。約3年の交際期間を経て2018年に結婚し、2020年に長女のライラ・アンタークティカ(2)、そして2022年には次女のジュピター(0)が誕生した。
しかし今年3月、実はチェリーがジュピターを妊娠中、腫瘍がみつかっていたことをエドが自身のインスタグラムで告白。医師からは「出産するまで手術ができない」と告げられたことを明らかに。
さらにその後、エドの親友であったDJのジャマル・エドワーズ(享年31)が急死。1カ月の間にひどく辛い出来事が重なり、「僕は恐怖、憂鬱、そして不安のスパイラルに陥っていた」と語った。
その際にも「曲を書くことが、僕にとってのセラピー。感情を整理することができる。どんな曲になるかは考えず、ただただ思いついたまま書く」と明かしていた。
ちなみに、エドのドキュメンタリーは4部構成。エドのインタビューやライブ・パフォーマンスの映像を織り交ぜながら、これまで明かされなかったエドの半生が綴られているという。