米スポーツ誌『Sports Illustrated』2023年の水着特集号の表紙が発表。同誌史上最年長での起用となる81歳のマーサ・スチュワートらが抜擢された。
1954年創刊のアメリカのスポーツ雑誌『Sports Illustrated（スポーツ・イラストレイテッド）』。1964年からは毎年一度水着特集号を発行しており、最近ではプラスサイズモデルの先駆者として名を馳せるアシュリー・グラハム（35）やトランスジェンダーモデルのヴァレンティナ・サンパイオ（26）を表紙に起用し、多様性を意識した姿勢を見せてきた。
そんな『Sports Illustrated』は2023年の水着特集号の表紙のモデルのひとりとして、実業家や料理研究家として活躍するマーサ・スチュワート（81）を起用。彼女は現在81歳。史上最年長モデルとして表紙を飾ることになった。
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今回、数種類の水着を着用して撮影をおこなったマーサ。準備にあたり、過度な食事制限はせずにパンとパスタを控え、1日おきにピラティスに通い、楽しみながら撮影の日を迎えたと明かした。その甲斐もあってか、表紙では白の水着とオレンジのガウンを着てヘルシーな美しさをお披露目した。
マーサは表紙について、自身のInstagramに「今回の表紙を見る人たちに、何歳であろうと、新しいことにチャレンジする勇気を与えられたらいいなと思います。変化すること、進化すること、そして恐れを知らないこと、それはとても素敵なことですから」と綴っている。
今年の表紙は４パターンで、マーサのほかにシンガーのキム・ペトラス（30）、俳優のミーガン・フォックス（37）、モデルのブルックス・ネイダー（27）が表紙モデルに抜擢された。
トランスジェンダーであるキムは、今回の起用について同誌に「ジェンダーやセクシャリティがどうであれ、どう生きるかや自分のなかにあるものが重要。それが人々にとってインスピレーションの源になってくれたらと願っています」とコメント。
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ちなみに同雑誌の編集長MJ Dayによると、今年のイシューの目的は女性のエンパワメントだそう。「（これという）テーマはありませんが、ビジョンや心情、そして内面的にも外面的にも女性が制限を感じないような世界に生きられたらという希望はあります」とコメントしている。
