いよいよ終盤を迎えるカンヌ国際映画祭に俳優ジェニファー・ローレンスが出席。エレガントなドレスにあわせたのは、なんとビーチサンダル。彼女の足元に注目が集まった。
現地時間5月16日から27日までフランスのカンヌにて開催中のカンヌ国際映画祭。そんななか5月21日に開催された映画『Anatomie D'une Chute(原題)』のプレミアに俳優ジェニファー・ローレンス(32)が登場。ディオールのゴージャスな真紅のドレスをまとって姿を現した。
そんな彼女の華やかなレッドカーペットルックだけれど、ドレスの裾を持ち上げるとチラリと見えたのはビーチサンダル。
ドレスの裾に気を遣いながら、笑顔で大階段を降りたジェニファー。過去2013年と2014年の二度にわたり、出席したアカデミー賞授賞式で躓いてしまうハプニングに見舞われたジェニファーだが、今回はそんなトラブルもなく式典に参加できたよう。
カンヌ国際映画祭といえば、2015年にはフラットシューズで訪れた女性がドレスコードに反しているとして入場を拒否されたことが発覚。このとき、同映画祭に「ハイヒール着用必須」のドレスコードがあることが世に知れ渡り、「女性だからハイヒールを履かなくてはならない」というルールに俳優たちからも抗議の声が上がった。
翌2016年のカンヌ国際映画祭では、俳優のクリステン・スチュワート(33)やジュリア・ロバーツ(55)らが、このドレスコードに異議を唱えるべくスニーカーや裸足でレッドカーペットに登場した。
世界三大映画祭のひとつとして知られるカンヌ国際映画祭。歴史ある式典だからこそ、いまだ根強く古い慣習が残っているのもたしか。今後時代の流れとともにルールが改正されるのかどうかも注目したいところだ。