ラッパーのメーガン・ジー・スタリオン(28)が、心の健康状態がより良くなるまで新たな楽曲をリリースしないと明かした。
2017年にEP『Make It Hot』でデビューし、2021年第63回グラミー賞で最優秀新人賞を受賞したラッパーのメーガン・ジー・スタリオン(28)。ビヨンセをフィーチャリングした楽曲『Savage』のリミックスや、カーディ・Bの楽曲『WAP』のフィーチャリング、BTSの楽曲『Butter リミックスVer.』でのコラボレーションなどでも知られる。
2020年には『Time』誌による「世界で最も影響力ある100人」に選出されるなど、表舞台では輝かしい活躍を見せてきたメーガン。しかし、5月30日(現地時間)に公開された米『InStyle』のインタビューで、心の健康状態が良くなるまで新たな楽曲をリリースしたくないと発言。事実上の音楽活動一時休止を発表した。
メーガンは「私(の健康)がより良い状態になれば、ファンは新しい音楽を期待できると思う」「今は治療に専念している」とコメント。
彼女は同インタビューで、音楽業界やエンターテインメント業界に身を置くことがいかに大変かにも触れ、「休暇を取り、燃え尽き症候群にならないようにすることが大切。人生はバランスがすべてだから」と続けた。
燃え尽き症候群とはバーンアウトシンドロームとも呼ばれ、長期的で過剰なストレスが原因で心身が疲弊してしまい、それまで熱心に取り組んでいたことへのモチベーションが燃え尽きたかのように失われてしまうこと。
一生懸命で真面目な人ほどこの状態を経験しやすいといい、これまで俳優のサンドラ・ブロック(58)やシンガーのカミラ・カベロ(28)が自身の燃え尽き症候群について告白している。
現在の1日の過ごし方について、「愛犬たちと過ごしたり、運動したり、テレビ番組を一気に観たりして、自分の平穏を守る新しい方法を見つけようとしている」と語り、自身のメンタルヘルス維持の方法についても明かしている。