2023年4月に緊急入院が報じられていた俳優のジェイミー・フォックス(55)が、初めて自身の病状について語った。
2023年4月11日(現地時間)に、医学的合併症のため緊急入院した俳優のジェイミー・フォックス(55)。7月21日(現地時間)にSNSを更新し、初めて自身の症状について口を開いた。
以前より痩せた印象のジェイミーは、冒頭で祈りや応援のメッセージを送ってくれたファンに対して感謝の意をのべ、「乗り越えられるとは思えないほどのことを経験した」と告白。
続いて「多くの人が情報を待っていると分かってはいたけれど、正直に言うと、僕のあんな姿を見てほしくなかった。みんなには僕の笑っている姿やパーティで楽しんでいる姿、冗談を言っている姿、映画やテレビに出演している姿だけを見てほしい。チューブに繋がれていたり、生きようと必死になっていたりする姿は見てほしくなかった」と今まで沈黙していた理由を明かした。
容態について、あらゆる噂が飛び交っていたことについても触れて、「失明したという噂もあったけれど、見ての通り目は大丈夫。身体に麻痺が残ったとも言われたけれど、麻痺もない」と噂をきっぱりと否定。
最後は「地獄を見たけれど、僕は戻ってきた。回復への道は順調ではなかったけれど、快方に向かっているし、仕事もできる」と目に涙を浮かべ、復帰を誓った。
一時期は深刻な状況に陥っていると報じられたジェイミー。緊急搬送された翌日には、ジェイミーの娘で俳優のコリーヌ・フォックス(29)が「父は昨日、医学的合併症に見舞われました。父はすでに回復の一途を辿っています」とインスタグラムで説明。
5月にはジェイミー本人も自身のインスタグラムを更新し、「皆の愛に感謝!」とメッセージを投稿した。
ジェイミーは入院前、キャメロン・ディアス(50)と共演するネットフリックスのアクションコメディ映画『バック・イン・アクション(原題)』を撮影中だった。
キャメロンは今回のジェイミーの復帰宣言を受けて、「世界はあなたのパワー、光、力強さを求めている。友達が元気に戻ってきてとてもうれしい」とコメント。他にもウィル・スミス(54)やリース・ウィザースプーン(47)など、多くの俳優仲間が喜びのメッセージを寄せている。