伊ベネト州ヴェネツィアの水上タクシーに乗船しているところを撮影されたカニエ・ウェスト(46)と妻ビアンカ・センソリ(28)の姿が物議を醸している。地元メディアは、すでに伊警察が捜査に乗り出していると報じており、新たな展開に注目が集まる。
伊ベネト州ヴェネツィアで撮影されたカニエ・ウェスト(46)と妻ビアンカ・センソリ(28)の写真が物議を醸している件について、ふたりが乗船していた水上タクシー会社は、カニエとビアンカを「生涯出禁」にすることを発表した。
事の発端は、2023年8月27日(現地時間)、バカンスでヴェネツィアを訪れていたカニエとビアンカが水上タクシーに乗船しているところをパパラッチに撮影されたこと。
問題になっているのは、撮影されたふたりの過激すぎる姿。カニエはパンツとアンダーウェアを降ろし、お尻を露出させた状態であり、ビアンカはそんなカニエの膝下に蹲った状態で向き合っているように見える。
一連の写真はSNS上で瞬く間に拡散され、「淫らでみっともない、最低な行為」「警察は、公の場で淫らな行為に及んだふたりを公然わいせつ罪で逮捕するべき」など、批判のコメントが殺到。
追って、ふたりが乗船した水上タクシーを管理しているヴェネツィア・ツーリズモ・モトスカーフィ社も声明を発表し、「ウェスト氏と彼の妻が当社に歓迎されることは二度とない」と、ふたりを「生涯出禁」にしたことを発表した。
さらに、同社は声明の中で「船内では、運転手は常に交通に気を配らなくてはならず、このような行為が行われていることには気づいていなかった」と、当時の様子を説明。
続けて、「もし、このような事態を把握していれば、運転手は直ちに船を下り警察に通報する」とし、船上で行われていた行為については報道で初めて知ったことを明かしている。
今回の事件が発生する1カ月ほど前から、ビアンカが過激なファッションで外出しているところを何度もキャッチされるようになり、批判を浴びていたカニエ&ビアンカ夫妻。
伊国内では「保守的なカトリック文化が根付くイタリアにおいて、彼女の服装、行動は完全に常識から外れている。イタリアはふたり(カニエとビアンカ)を追い出すべき」など、伊警察に処分を求める内容のコメントが多く寄せられていた。
そんな国民の声を受けてか、今回の事件について警察が正式に捜査に乗り出したことも判明。地元メディアによると、現在は水上タクシーの運転手への聞き取りを進めているほか、拡散されている写真を撮影したカメラマンに対し、データの引き渡しを求めているという。
今年1月にカニエと事実上の婚姻関係にあることが報じられて以降、突如過激さを増したビアンカの行動。一部のファンの間では、「(ビアンカは)幸せそうに見えない」「ビアンカは屈辱的な服装や行為を強いられていると思う。誰か彼女を自由にしてあげて」など、ビアンカがカニエに精神的に支配されていると指摘し、その関係を心配する声もあがっている。
今回の事件の経緯を含め、今後のふたりの関係にも、ますます注目が集まっていきそうだ。
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