「コペンハーゲン・ファッション・ウィーク」で、普段はデザイナーとして活動しているアラナ・ハディッド(40)がランウェイデビュー。人気モデルのジジ・ハディッド(28)&ベラ・ハディッド(26)の異母姉であることから、大きな注目を集めた。
デンマークのコペンハーゲンで開催された「コペンハーゲン・ファッション・ウィーク」で、アラナ・ハディッド(40)が華々しいランウェイデビューを果たした。
現地メディアによると、普段はデザイナーとしてファッション業界で働いているアラナがランウェイデビューを果たすことになったのは、「ハッピーなアクシデントが重なったこと」が原因なんだとか。
というのも、コペンハーゲンでコレクションを発表する予定だった知り合いのデザイナーに別件で連絡を取っていたところ、突然「ランウェイを歩かないか」と誘われたというのだ。
自身にとっても驚きの展開だったというランウェイデビューを承諾した理由について、アラナはインタビューで「40代になったら、いろいろなことにイエスと言うことに決めていた」と返答。新たな挑戦として、誘いを受けることにしたことを明かした。
そして2023年8月7日(現地時間)、アラナは「コペンハーゲン・ファッション・ウィーク」の初日に行われた北欧の人気ブランド、SAKS POTTS(サックス・ポッツ)の2024年春夏コレクションにオープニングモデルとして登場し、ランウェイデビュー! 初ランウェイとは思えぬ圧巻の存在感で、会場に集まった記者陣を魅了した。
アラナといえば、人気モデルとして第一線で活躍を続けるジジ・ハディッド(28)&ベラ・ハディッド(26)の異母姉であり、二人と親交が深いことでも有名。
ランウェイを歩き終えたアラナに、記者がモデル業とハディッド家との深い繋がりについて問いかけた場面では、「さあね。でもランウェイを歩いている時は感動的な気持ちになった」とアラナ。さらに、「でも、妹たちからは何のアドバイスも貰えなかったわ」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘ったという。
偶然が重なったことで実現した今回のランウェイデビューだが、今回の出来事はアラナにとって特別な経験になったそうで、インタビューでは「今後も続けていきたい」とモデル業に対して前向きな発言を披露。
続けて、「ファッションに情熱を注ぐための別の“何か”を見つけられたと思うし、とても爽快な気分。世界中でランウェイを歩いてみたい」と今後の展望を明かしている。
また、アラナは自身が40歳という年齢でモデル業をスタートさせたことにも大きな意味を感じているといい、人生の後半で新たなキャリアを築くことについて、以下のように同年代の女性たちにメッセージを送った。
「多くの人たち、特に女性たちが40歳になることに神経質になっているのをよく目にするけれど、私は40代になることで(女性には)さらに多くのチャンスが開けてくると思う。人生はまだ、始まったばかりなのだから」。